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「平和と持続可能性に関する広島国際会議」に38カ国の200人 ウクライナ侵攻への共同声明も発表しました

(会場参加者全員で共同声明を発表)

 平和と持続可能性をテーマにした国際会議Hiroshima International Conference on Peace and Sustainability 2022(HICPS2022)が、2022年3月1日から4日まで広島大学(東広島市)で開かれ、参加者有志がロシアによるウクライナ侵略に反対する緊急声明を発表しました。
 この会議は、広島大学のSDGs拠点であるNERPS(Network for Education and Research on Peace and Sustainability)が世界各国の15団体と連携して初めて開催。ハイブリッド形式で行われた会議は32セッションが行われ、大学研究者や学生のほか政府機関、NGO、民間企業を含め約130人が参加しました。
 最終日に基調講演した国連事務総長のSDGsアドバイザーでもある米国コロンビア大学のジェフリー・サックス教授は、ウクライナ侵攻を憂慮する一方、解決に向けて対話の重要性を強調しました。
 この後、14カ国の参加者約50人が賛同した「ロシアによるウクライナ侵略に反対する共同声明」を、広島大学の金子慎治理事・副学長が発表。ウクライナへの軍事侵攻に強く抗議し、即時停戦と外交的対話による解決を目指すことを強く求めました。
 また、声明は「問題の解決は対話を通じて理性的かつ平和的に進めなければならないことは、過去の多くの歴史の失敗から私たちが学んだ教訓です。今こそ人類の英知と能力を結集して、この教訓を再び思い出し、実行に移すべき時です」としています。

(ジェフリー・サックス教授による記念講演)

(「ロシアによるウクライナ侵略に反対する共同声明」を読み上げる金子理事)

【お問い合わせ先】

広島大学FE・SDGsネットワーク拠点/NERPS
TEL: 082-424-7640
E-mail: nerps*hiroshima-u.ac.jp (注:*は半角@に置き換えてください)


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