【趣旨】
広島大学の加藤幸夫教授を中心とするグループは、間葉系幹細胞(MSC)を用いた再生医療を事業化するため、産学官連携による研究プロジェクトを推進しています。具体的には、特異的分子マーカーなどを用いて、移植用のMSCの同一性、純度、炎症リスク、癌化リスク等を判定する技術を開発し、さらに、低コスト無血清培地と超増幅法による高品質MSCの培養法と細胞治療法の開発を行おうとするものです。
本シンポジウムは、当グループによるこれまでの研究成果(実用化事例等)を紹介するとともに、ベンチサイド(基礎研究)からベッドサイド(臨床研究)へと、再生医療の最前線で活躍する方々の講演、ならびにパネルディスカッションを行うことで、当分野のさらなる発展につなげようとするものです。
【日時】平成22年9月3日(金)17:00~20:00
【場所】広島大学霞キャンパス歯学部B棟1階 第6講義室(広島県広島市南区霞1-2-3)
【定員】100名 ※事前登録制
【プログラム】 | |
17:00~ | 開会挨拶 |
17:05~ | 「間葉系幹細胞(MSC)の安全性判定法とそれを用いた細胞治療法の事業化」 広島大学大学院医歯薬学総合研究科 教授 加藤 幸夫 |
17:35~ | 「スキャフォールドフリー滑膜間葉系幹細胞由来三次元人工組織による軟骨再生」 大阪保健医療大学保健医療学部 教授 中村 憲正 |
17:55~ | 休憩 |
18:00~ | 「滑膜間葉幹細胞の視点から膝関節疾患の病態と再生を考える」 東京医科歯科大学大学院軟骨再生学 准教授 関矢 一郎 |
18:50~ | パネルディスカッション 「間葉系幹細胞による再生医療:最近の進歩と課題」 広島大学大学院医歯薬学総合研究科 准教授 河口 浩之 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 准教授 西村 正宏 帝京大学医学部整形外科学講座 准教授 渡部 欣忍 (株)ツーセル 代表取締役社長 辻 紘一郎 DSファーマバイオメディカル(株) 学術企画G マネージャー補佐 上田 忠佳 |
19:50~ | 閉会挨拶 |
【申込み方法】
ファックスまたはE-mailにて、ご参加を希望される方の御氏名、御所属、御役職をお知らせください。
FAX:082-493-8236 E-mail:info(AT)hiroshima.jst-plaza.jp
【申込み締め切り】
平成22年8月27日(金)
※なお、定員になり次第締め切らせていただきますので、予めご容赦くださいますようお願い申し上げます。
【主催】 | ![]() |
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独立行政法人科学技術振興機構JSTイノベーションプラザ広島 |
【共催】歯学連携ネットワークによる口腔からQOL向上を目指す研究
【後援】幹細胞研究会
【お問い合せ先】
○独立行政法人科学技術振興機構JSTイノベーションプラザ広島
TEL:082-493-8235 FAX:082-493-8236
E-mail:info(AT)hiroshima.jst-plaza.jp
○広島大学産学・地域連携センター広島分室(担当:白方)
TEL:082-257-5757 FAX:082-257-1567
※(AT)はすべて@に置き換えてください。