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2023年3月23日、東広島運動公園体育館で令和4年度広島大学学位記授与式を挙行しました。
本年度の卒業・修了生は学部2,391人、専攻科11人、大学院1,209人、合計3,611人(うち留学生256人)。
朝からあいにくの雨模様でしたが、会場は晴れ着の学生たちと保護者でにぎわい、門出を祝いました。
今年は新型コロナウイルス感染症の感染対策を緩和し、式典には約4年ぶりに保護者の参加が可能となりました。式典の様子はYouTubeでライブ配信されました。
越智学長は式辞の中で、ロシアがウクライナに軍事侵攻を開始してから1年が過ぎたことに触れ、「被爆地・広島にある大学として果たすべき使命は何なのか、私たちは絶えず問い続けていかなければならない。たとえ、行動として形として結実しなくとも考え続けることを止めてはならない」と呼びかけました。最後にはなむけとして、近代哲学の祖として知られるイマヌエル・カントが知恵に導く行動原理として挙げた言葉「自分で考えること」、「あらゆる他の人の立場に身を置いて考えること」、「つねに自分自身と一致して考えること」を贈りました。
留学生代表として中国出身で大学院人間社会科学研究科博士課程前期(人文社会科学専攻)の張琦さんは、「諸先生方からたくさんの助言と激励をいただき、数々の困難を乗り越えることができました。一回り成長して広島大学から世界に羽ばたいていきます」と謝辞を述べました。
式典に続いて、博士の学位記授与者一人一人に、学長から学位記が手渡されました。
会場に来ていた卒業生の保護者からは「コロナ禍の学生生活は想像以上に大変だったと思うが、学生たちの晴れやかな笑顔を見ることができて安心した。大学で学んだことを糧に春からも頑張ってほしい」と激励の声が寄せられました。
午後からは、各学部・研究科ごとに卒業証書・学位記が授与されました。
学位記を受け取る卒業生代表
学長式辞
学部生代表謝辞
会場の様子
博士学位記授与
在学生代表送辞
※当日の写真は、広島大学公式SNSでも公開予定です。
式典の録画配信はこちら(YouTube広大動画チャンネル)
式典のハイライト動画はこちら(Facebook)
広島大学広報室