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広島大学ナノデバイス研究所J-Innovation HUB棟の竣工式を行いました

2023年4月25日、広島大学ナノデバイス研究所J-Innovation HUB棟(Jイノベ棟)竣工式を開催しました。
式典には来賓としてお招きした経済産業省中国経済産業局 青木局長、経済産業省産業技術環境局大学連携推進室 大石室長、文部科学省研究開発局環境エネルギー課 吉元課長補佐、広島県 玉井副知事、東広島市 高垣市長、ローツェ株式会社 藤代代表取締役社長、マイクロンメモリジャパン Joshua Lee代表取締役のほか、多くの関係の方々にご出席いただきました。

式典では、越智学長が「この新拠点の竣工を機に、半導体関連の『高度人材の大幅増』と『先端研究開発』を加速させます。国際展開も視野に入れ産官学で力強く連携し、自由で平和な国際社会実現に貢献する人材育成をさらに推進していきます。」と述べました。来賓の方々からは、広島大学が半導体研究開発と人材育成の核となって、地域と産業界全体への貢献を大いに期待したいとの言葉が寄せられました。

また、この3月には、我が国の半導体産業戦略の一翼として、中国経済産業局、広島県、東広島市、マイクロンメモリジャパンをはじめとする半導体産業に関わる幅広い分野の企業と広島大学とで「せとうち半導体共創コンソーシアム」を設立しました。本コンソーシアムでは、広島大学ナノデバイス研究所スーパークリーンルームと今回竣工したJイノベ棟を主な活動拠点として、半導体関連の「先端研究開発」と「高度人材教育」を行うことで、地域の産業集積と産業界全体の発展への貢献を目指して活動を開始します。

Jイノベ棟は、経済産業省の令和3年度「産学連携推進事業費補助金(地域の中核大学の産学融合拠点の整備)」事業として、ナノデバイス研究所スーパークリーンルームに併設したオープンな産学交流の場として設置されたものです。オープン交流拠点と企業研究員の常駐スペースを配置し、極限環境エレクトロニクス(XEE)・原子層ナノプロセシング研究、AI/IoT・Beyond 6G研究を行っていきます。オープンイノベーション拠点としては、国内初の~600℃環境での集積回路評価システムや、~100GHzまでの高周波通信・デバイス評価設備を備えていることが特徴です。

(越智学長による式辞)

(マイクロンメモリジャパン株式会社代表取締役Joshua Lee氏による来賓祝辞)

(せとうち半導体共創コンソーシアム関係者で記念撮影)

(棟内見学風景1)

(棟内見学風景2)

(Jイノベ棟外観)

【お問い合わせ先】

広島大学 ナノデバイス研究所 今岡

Tel:082-424-6265


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