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西日本豪雨災害から5年、広島大学防災・減災研究センターが「これまで」と「これから」を議論するシンポジウムを開催しました

第2部「テクノロジーを活用した防災の未来」オンライン×会場の対談の様子

 
広島大学防災・減災研究センターでは、広島市の後援で、平成30年7月豪雨から5年を期に、センターが取り組んだ防災・減災に関する調査研究の成果の振り返りと、これからの社会における防災・減災対策に向けて、地盤工学、河川工学、リモートセンシング、交通工学の各分野の専門家が、これから取り組むべき夢のある研究課題について語り合うシンポジウムを開催しました。

シンポジウム後には、地域防災力の強化を図るため、新たに防災・減災研究センターが設置した「防災シニア・フェロー」のメンバー紹介がありました。

東千田キャンパスに4月に整備したSENDA LABの会場には33人の受講者が集まり、オンラインからも55人が参加しました。

シンポジウムの第1部では、海堀 正博センター長から、広島大学防災・減災研究センターの5年間の活動や調査研究の成果等の報告がありました。

第2部では、「テクノロジーを活用した防災の未来」をテーマに、藤原 章正調査研究部門長を聞き手として、京都大学工学研究科 橋本 涼太准教授、広島大学先進理工系科学研究科の内田 龍彦准教授、作野 裕司准教授、力石 真准教授の4人が、それぞれの研究分野から見た、これからの災害予測技術や、その基となるデータの質や量を向上するための研究開発、頻発する災害に対して、普段から意識せずにできる対策の必要性やアイデアなどを語りました。

その後、防災・減災研究センターが新たに設けた「防災シニア・フェロー」の紹介がありました。
防災シニア・フェローは、河原 能久防災・減災研究センター学術顧問など5人が就任しました。今後、防災士や地域の自主防災会などと連携して、地域防災力の強化、防災関連データの収集・整理、防災人材の育成支援などに取り組みます。
 

防災シニア・フェローの挨拶の様子

 
シンポジウムでは、参加者から活発な意見や質問が出るなど、防災・減災に関する活動の重要性を感じたイベントとなりました。
 
 

お問い合わせ先

防災・減災研究センター
hrrc*hiroshima-u.ac.jp  (*は半角@に置き換えてください)
 


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