広島大学の瀧宮和男教授を中心とするグループは、同グループが開発した高性能で高い安定性をもち次世代の有機半導体材料と期待されるジナフトチエノチオフェン(DNTT)を産業応用に展開するための大量製造法の確立、デバイス材料としての汎用性の検討等を行ってきました。これらの取組みは、有機電界効果トランジスタ(有機FET)技術を材料面から支える基盤技術の創出につながるものです。
本シンポジウムは、当グループによるこれまでの研究成果を紹介するとともに、同じく有機エレクトロニクス分野の第一線で活躍する4名の講師の方から、「新材料から新プロセス・新デバイス」に向けた挑戦、また、実用化への展望等についてご講演いただき、さらに、技術的な課題等について問題提起していただくことで、当分野のさらなる発展につなげようとするものです。
【日時】平成22年10月22日(金)13:00~17:00
【会場】広島大学中央図書館ライブラリーホール(東広島市鏡山1-2-2)
【プログラム】 | |
13:00~ | 開会挨拶 |
13:05~ | 「次世代高性能有機半導体材料の開発」 広島大学大学院工学研究院 教授 瀧宮和男 |
13:50~ | 「液晶性高分子半導体の高次構造制御と薄膜トランジスタへの展開」 山形大学大学院理工学研究科 助教 熊木大介 |
14:35~ | 「有機トランジスタの物理」 産業技術総合研究所光技術研究部門 研究グループ長 長谷川達生 |
15:10~ | 休憩 |
15:25~ | 「有機単結晶のトランジスタ」 大阪大学産業科学研究所 教授 竹谷純一 |
16:00~ | 「高移動度DNTTを用いた低電圧駆動有機エレクトロニクスの開発」 東京大学大学院工学系研究科 講師 関谷毅 |
16:50~ | 閉会挨拶 |
【定員】100名※事前登録制
【申込み方法】
ファックスまたはE-mailにて、ご参加を希望される方の氏名・所属・役職をお知らせください。
FAX:082-493-8236 E-mail:info(AT)hiroshima.jst-plaza.jp
【申込み締め切り】
2010年10月18日(月)
※なお、定員になり次第締め切らせていただきますので、予めご容赦くださいますようお願い申し上げます。
【主催】 | ![]() |
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独立行政法人科学技術振興機構 JSTイノベーションプラザ広島 |
【後援】社団法人日本化学会(予定)
【お問い合わせ先】
○独立行政法人科学技術振興機構 JSTイノベーションプラザ広島
TEL:082-493-8235 FAX: 082-493-8236
E-mail:info(AT)hiroshima.jst-plaza.jp
○広島大学大学院工学研究科運営支援グループ(担当:草田)
TEL:082-424-7517 FAX:082-424-5461
※(AT)はすべて@に置き換えてください。