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2023年11月28・29日、第13回日中学長会議が、リーガロイヤルホテル広島で開催されました。
日中両国から37大学の学長・副学長や中国大使館・文部科学省他関係機関の関係者約160人が参加し、両国の学術交流・学生交流の促進や、大学教育・研究の新しい在り方について議論を行いました。
この会議は、東京大学・北京大学を幹事校とし、2年に一度、それぞれの国で交互に開催しており、4年ぶりの対面開催となる今回、広島大学が開催校を務めることとなりました。29日の本会議は越智 光夫 学長の挨拶で開会。越智学長は、「国際社会を取り巻く環境が大きく変化する中、共通の課題に対して議論すること、両国の大学間の連携は非常に重要な意義を持っている。この会議で日中の交流を一層進展させる機会になれば」と述べました。
その後、日本側幹事校である東京大学 藤井 輝夫 総長、中国側幹事校である北京大学の龚 旗煌 学長に続き、呉 江浩 中華人民共和国駐日本国大使館 特命全権大使、西條 正明 文部科学省大臣官房審議官(高等教育及び科学技術政策連携担当)が来賓挨拶を行いました。続いて行われた基調講演では、越智学長は第13回学長会議のテーマでもある「多様性と融合〜これからの時代に求められる人材と高等教育」と題して基調講演を行ったほか、中国の大学との個別の懇談も行いました。中国・中山大学 高 松 学長の基調講演に続き、午前・午後に分かれて行われた2つのセッション(テーマ1:ポストコロナの新しい大学教育・ICTの活用/テーマ2:気候変動・地球規模課題への挑戦)では、日中の16の大学がそれぞれの取り組みを紹介し、活発な意見交換が行われました。別会場では会議の合間に40組を超える日中大学同士の個別懇談が実施され、あちこちで再会を約束する握手が交わされました。
29日の本会議に先立ち、28日に行われたウェルカム・レセプションでは、本学同窓生で二胡(中国の楽器)の演奏者のジャン・ショウエン氏らが、日中両国の楽曲を披露し、レセプションを盛り上げました。
次回第14回は、2025年に中国・華中科技大学で開催される予定です。
越智学長による挨拶で開会
来賓・呉特命全権大使
来賓・西條大臣官房審議官
越智学長と北京大学・龚 (キョウ)学長
日本側幹事校として挨拶をする東京大学・藤井総長
会場の様子
セッション1の様子
セッション2の様子
日中両国の曲を披露するジャン氏
レセプション
広島大学グローバル化戦略グループ