広島大学大学院先進理工系科学研究科 工学部A3棟事務室気付
広島大学バイオマスプロジェクト研究センター
中国地域バイオマス利用研究会
TEL : 082-424-5762
FAX:082-422-7193
Email : bprc * hiroshima-u.ac.jp (注:*は半角@に置き換えてください)
皆様、広島大学バイオマスプロジェクト研究センターの活動に関していつもお世話になっています。ご存じの通り、私どもは原則として広島大学で月に1回イブニングセミナーを開催しています。
広島大学という立地の事情もあって、なかなか遠方の方に来ていただいてご講演いただくこともできなかったのですが、このたびの新型コロナウィルス対応で、ネット会議環境が整ってきました。特に、Zoom 利用者の増加により、遠隔会議を容易に開催することが可能になってきています。
私どもは、この機会を生かして、これまでご講演をお願いできなかったバイオマスを代表する先生方にお話を伺い、ディスカッションを行う機会を設けたいと考えました。ただし、資料の事前郵送や、講演いただく先生への謝金などを考慮して、従来とは異なり、参加費をいただいた形で、事前登録者に限って開催します。通常の無料のバイオマスイブニングセミナーの何回かをプレミアムセミナーとし、その頻度は3ヶ月~半年に1回程度を想定しています。今回、第12回を2023年12月19日に企画しました。
第12回は神戸大学 科学技術イノベーション研究科 特命教授の田口 精一(たぐち せいいち)様にご講演を頂きます。
現在、ポリ乳酸やポリヒドロキシアロカネートなど、微生物がバイオマスやCO2/H2から直接生産するバイオプラスチックは生分解性がある環境に優しい素材として実用化されています。田口様は、長年にわたり、より使いやすいバイオプラスチックを作り出すための生産菌育種技術を研究してきた、バイオプラスチック研究の国内第一人者です。バイオによる”ものづくり”への期待が高まる中、実用化成功の秘訣を知るために、是非ご参加いただければ幸いです。ディスカッションの時間も長めに取っています。意見交換の場としてもご活用ください。
日時
2023年12月19日(火) 16:30-18:00
場所
ZOOM オンライン(参加登録者に直接ご連絡させていただきます)
主催
広島大学バイオマスプロジェクト研究センター
共同主催
中国地域バイオマス利用研究会、広島大学エネルギー超高度利用研究拠点
参加費
3000円(中国地域バイオマス利用研究会メンバーは無料)
案内サイト
参加申込サイト
参加申込及び参加費振込締切日
2023年12月12日(火)
事前資料
資料は講演者の著作権保護を含めた拡散防止のために事前郵送とさせて頂きます。ご了承ください。参加費取り扱いはエネルギー高度利用研究会に委託しています。領収書は予稿原稿とともに発送します。
プログラム
司会・解説:広島大学バイオマスプロジェクト研究センター長 松村幸彦
16:30-16:35 解説
16:35-17:20 講演:
神戸大学 科学技術イノベーション研究科 特命教授 田口 精一 氏
「バイオマスで駆動する「進化型ポリ乳酸」創製のためのMicrobial Plastic Factory」
現在、「バイオものづくり」の潮流が押し寄せている中で、私たちは「Microbial Plastic Factory(MPF)」に取り組んでいます。 バイオベースプラスチックの代表格ポリ乳酸は、物性と生分解性に改善が求められているので、「進化型ポリ乳酸」を創製しています。 この新規プラスチックを、再生可能バイオマスからMPFによって生産するプロセスと改善した物性・生分解性に関して紹介します。
17:20-18:00 ディスカッション