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特定非営利活動法人学習障害児・者の教育と自立の保障をすすめる会 見晴台学園に第32回ペスタロッチー教育賞を授与しました

 広島大学教育学部とペスタロッチー教育賞実行委員会は12月21日、民衆教育の父と称えられるヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチーの精神に通じた、優れた教育実践者(団体)を顕彰する「第32回ペスタロッチー教育賞」を特定非営利活動法人学習障害児・者の教育と自立の保障をすすめる会 見晴台学園に授与しました。
 同学園は、1990年に発足した「学習障害児の高校教育をもとめる会」(後に「学習障害児・者の教育と自立の保障をすすめる会」に改称)を中心として、名古屋市に無認可5年制高校を開校したことに始まります。学習や発達に困難さを持つ子どもたちの中学校卒業後の「学びの場」を保障すべく、子ども一人ひとりの学ぶ権利を大切にする教育を長きにわたって続けてこられました。
 表彰式には、本学学生・教職員ら約120人が出席し、実行委員会委員長の越智光夫広島大学長からの挨拶、小田宏史もみじ銀行頭取からの祝辞の後、越智学長から表彰状、ペスタロッチー胸像および副賞を、井上浩一中国新聞社専務取締役から記念品が贈られました。
 記念講演では、見晴台学園大学田中学長と藪中学・高校長が、自分らしく学び手ごたえを認める時間を生徒たちに提供すること、更には生徒たち自らが考え、決める力を獲得するまで待つことの大切さなど、同学園が長年にわたり行われてきた「ゆっくり・じっくり・自分づくり」という教育実践について述べられ、多くの学生など参加者は熱心に聞き入っていました。
 

越智光夫広島大学長挨拶

もみじ銀行の小田宏史頭取から祝辞

越智学長
ペスタロッチー胸像贈呈    

井上浩一中国新聞社専務取締役 
記念品贈呈

記念講演の様子

記者会見の様子

お問合せ先

広島大学教育学部内
ペスタロッチー教育賞実行委員会事務局 西木

Tel:082-424-7190


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