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ペンシルベニア大学医学部の臨床実習へ、本学医学部生を初めて派遣します

広島大学は、医学部の岡崎咲代子(医学科5年生)さんを、米国屈指の名門私立大学連合 (アイビー・リーグ)の1つ、ペンシルベニア大学の医学部へ初めて派遣することになりました。ペンシルベニア大学は、北米で最初に医学部を設置した大学として知られ、医学部はハーバード・メディカル・スクール、ジョンズ・ホプキンス大学医学部、ニューヨーク大学・グロスマン医科スクールなどと並び、全米トップにランクされています。

同大学医学部と本学とは、2018年10月に研究者・学生交流や共同研究で部門間協定を締結していますが、これまで米国の教育制度の違いや、臨床実習に必要な高い英語力などから、派遣は実現していませんでした。今回の派遣は、留学プログラムのひとつ、海外で医学科の臨床実習を希望し、その能力があると認められた学生を、最大2カ月間派遣する「医学部医学科臨床実習等派遣プログラム」を活用したものです。

臨床実習には高度な英語力が必要とされます。特にペンシルベニア大学医学部で実習するには、TOEFLで100点以上(120点満点中)の英語力が求められますが、岡崎さんは、夢を実現されました。期間は、2024年2月26日から3月22日までの1カ月間です。この臨床実習は、本学の授業科目「臨床実習II」の単位に加算されます。

岡崎さんは、「心臓外科で4週間実習します。勉強に非常に熱心でレベルの高い環境で、実践的な知識と手技を学び、自分の可能性を試します。越智学長、諸先生方、国際室のスタッフの皆さんへ感謝し、精一杯頑張ってきます」と意気込みを語りました。

広島大学では、岡崎さんにこの貴重な経験を通じて得られた多くの知見を、今後に生かしていただきたいと願うとともに、岡崎さんに続き、新たなことに挑戦する学生をこれからも支援していきます。

【お問い合わせ先】

広島大学 霞地区運営支援部国際室

kasumi-kokusai*office.hiroshima-u.ac.jp
(*は半角@に置き換えた上、送信してください)


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