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[75周年]広島大学法学部 特別公開講座「九州と同じ広さの所有者不明土地って、どういうこと?」を開講しました

広島大学法学部は、1月19日に東千田キャンパスSENDA LABで、第3回法学部特別公開講座「九州と同じ広さの所有者不明土地って、どういうこと?」を開催し、会場で20人、オンラインで106人の参加がありました。

鳥谷部茂名誉教授、堀田親臣教授、金ミンジュ准教授と司法書士の笹井貴宏氏が、それぞれの視点から講義を行い、その後、講師と会場、オンラインの受講者がディスカッションを行いました。

法学部特別公開講座は、一人15分という短い持ち時間で、専門家が自身の研究成果をベースに、ホットなトピックを紹介するものです。受講者には、同じトピックでも、研究分野が違えば、切り口が大きくことなるという、研究の面白さを感じていただくことをねらいとしています。

 

1限目では、土地の所有者が亡くなった後、相続する人がおらず所有者不明土地になってしまうと、公共事業の用地買収や土地の利活用の際に、所有者探索に多大な時間・コストがかかり、経済活性化の足かせになってしまう問題や、4月1日から相続登記が義務化されることの効果などについて、法律的な背景、解釈などの講義がありました。

また、2時限目のディスカッションでは、会場からも、オンラインのチャットからも質問や意見があり、堀田教授の司会により有意義な意見交換の場となりました。

法学部では、今後も旬の話題を取り上げて、多様な視点から解説する特別公開講座を不定期に開催していく予定です。

お問い合わせ先

広島大学学術・社会連携室地域連携部
メールアドレス chiikirenkei*office.hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)


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