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[75周年]第3回NERPS国際会議「NERPS Conference 2024 in Hiroshima」を開催しました

広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(英語名:The Network for Education and Research on Peace and Sustainability (NERPS) at Hiroshima University)は、2024年3月6日から9日までの4日間、「2024年平和と持続可能性に関する国際会議 (The NERPS 2024 Conference)」を開催しました。

本国際学術会議は、2022年に開催された「平和と持続可能性に関する広島国際会議(Hiroshima International Conference on Peace and Sustainability (HICPS))」、2023年に開催された「2023年NERPS国際会議(The NERPS Conference 2023)」に続く第3弾となるもので、広島大学創立75+75周年記念事業の一つとして開催されました。

開会式集合写真

3月6日に東広島芸術文化ホールくららで行われた開会式・基調講演は、東広島市との協力のもと、市民への一般公開イベントとして開催されました。越智光夫広島大学長、前延国治東広島副市長による開会の挨拶から始まり、公益財団法人笹川平和財団理事長・政策研究大学院大学学長特命補佐の角南篤氏、国連訓練調査研究所(ユニタール)持続可能な繁栄局広島事務所長の三上知佐氏が基調講演を行い、笹川平和財団とユニタールがそれぞれ行っている取り組みを共有しました。その後、本拠点長を務める金子慎治理事・副学長(グローバル化担当)が、平和と持続可能性に向けた本学での取り組みや本国際会議の趣旨について共有しました。

本国際会議には、世界29か国(注1)における100の大学、研究所及びNGOから175人の研究者・実務者・学生が参加し、開発途上国から参加した学生12人には奨学金が支給されました。

第4弾となる次回は、2025年3月5日~7日にデ・ラ・サール大学(フィリピン)で開催されます。

角南篤 公益財団法人笹川平和財団理事長・政策研究大学院大学学長特命補佐

角南篤 公益財団法人笹川平和財団理事長・政策研究大学院大学学長特命補佐

三上知佐 国連訓練調査研究所(ユニタール)持続可能な繁栄局広島事務所長

三上知佐 国連訓練調査研究所(ユニタール)持続可能な繁栄局広島事務所長

本国際会議では、パネル討論、ラウンドテーブル、ワークショップを含む、合計44のセッションが行われ、口頭発表の数は173(注2)に上りました。16の大学・機関(注3)がパートナー機関として、セッションを企画・実施するなどし、本国際会議に貢献しました。

口頭発表の様子

口頭発表の様子

ラウンドテーブルセッションの様子

ラウンドテーブルセッションの様子

3月8日に開催した閉会式では、IDEC国際連携機構のシャリフィ・アユーブ教授、シマンガン・ダリア准教授が、本国際会議で発表された優れた論文および口頭発表への表彰式を行い、国際人口科学研究所(インド)のSubhojit Shawさん、正修科技大学(台湾)のYao Chun Tsaoさん、広島大学のMd. Nazmul Haqueさんが最優秀論文賞、イーストウエスト大学(バングラデシュ)のMumita Tanjeelaさん、広島大学のMohammad Rayhan Miahさん、金沢大学のAleksandra Balinskaiaさんが最優秀発表賞を受賞しました。その後、金子慎治理事・副学長(グローバル化担当)が総括を行い、次回国際会議「The NERPS 2025 Conference」の会期および会場を発表しました。デ・ラ・サール大学のローリン・チュア・ガルシア対外関係・国際化担当副学長がオンラインで登壇し、国際会議参加者に向けて歓迎の言葉を述べました。

受賞者の皆さん

受賞者の皆さん

会場の様子

会場の様子

ローリン・チュア・ガルシア デ・ラ・サール大学対外関係・国際化担当副学長

ローリン・チュア・ガルシア デ・ラ・サール大学対外関係・国際化担当副学長

集合写真

集合写真

(注1)
東アジア:日本、中国、台湾
東南アジア:ブルネイ、インドネシア、フィリピン、タイ
南アジア:バングラデシュ、インド、ネパール、パキスタン
大洋州:オーストラリア
欧州:オーストリア、フランス、ドイツ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国
北米:カナダ、米国
南米:コロンビア
中近東・北アフリカ:モロッコ
サブサハラアフリカ:ガーナ、ケニア

(注2)
3月4日~5日に開催された会期前ワークショップを含め、合計48セッション、181の口頭発表を実施。

(注3)
日本の大学・機関:九州大学都市研究センター、長崎大学核兵器廃絶研究センター、一般財団法人リモート・センシング技術センター
海外の大学・機関:コロンビア大学、アイダホ大学、南フロリダ大学、重慶大学、ダバオ・デル・ノルテ州立大学(フィリピン)、アジア工科大学院(タイ)、社会変革センター(ネパール)、マードック大学(オーストラリア)、ニューサウスウェールズ大学社会科学部(オーストラリア)、グルノーブル・ビジネススクール(フランス,経済的平和に関するユネスコチェア)、リンショーピン大学(スウェーデン)、サンパウロ大学(地球科学研究所、地下水研究センター)
出版社:エルゼビア

創立75+75周年ウェブサイト(別サイトへ移動します)

広島大学は、2024年に創立75周年、その前史である75年も加えると150年の節目の年を迎えます。 

【お問い合わせ先】
NERPSロゴ

広島大学FESDGsネットワーク拠点(NERPS)

E-mail: nerpshiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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