令和6年度採用のフェニックス奨学生・光り輝く奨学生の認定式を5月10日に霞キャンパスで、5月14日に東広島キャンパスで、それぞれ開催しました。

　認定式には、フェニックス奨学生10人(霞キャンパス5人、東広島キャンパス5人)、光り輝く奨学生5人(霞キャンパス1人、東広島キャンパス4人)がそれぞれ参加し、越智学長より奨学生証を受け取りました。

　越智学長は、かつてフェニックス奨学制度での支援を受けながら見事に司法試験に合格し、今は弁護士として活躍されている卒業生の話をしながら、この奨学制度が多くの方の寄附によって成り立っていること、寄附いただいた方の思いを真摯に受け止めて学業に励んでほしいことを伝えつつ、卒業後社会に出てからは、学生を支援する側に立てるよう研鑽を重ねてほしいと激励の言葉をかけました。

　フェニックス奨学生として認定式に参加した学生のコメントを紹介します。

「この度はフェニックス奨学金の奨学生に選んでいただき大変感謝しています。受験生の頃は、入学後のアルバイトや将来の奨学金の返済に不安を抱きながら勉強をしていましたが、今後は経済面の不安なく勉強ができるため嬉しいです。広島大学の関係者の皆さんや家族、その他支えてくださっている全ての方々への感謝を忘れずに、4年間の大学生活に励みたいと思います。」

＜フェニックス奨学制度＞

学力が優秀でありながら経済的理由で大学進学が困難な学生を支援する制度で、入学料及び在学中の授業料を全額免除し、毎月10万円の奨学金を給付する。広島大学が定める基準を満たす場合は、同大の大学院に進学後も継続支援する。

＜光輝く奨学制度＞

人物および学力が優秀でありながら経済的に困窮している学生を支援する制度で、在学中(3年次以降)の授業料を全額免除し、毎月10万円の奨学金を給付する。広島大学が定める基準を満たす場合は、同大の大学院に進学後も継続支援する。