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広島大学が「大学の世界展開力強化事業」に5年連続・6件連続で採択されました

このたび、広島大学の提案した「日・欧州の海洋経済安全保障と持続可能性を支えるAI次世代人材育成プログラム」が、令和6年度「大学の世界展開力強化事業~EU諸国等との大学間交流形成支援~」に採択されました。

広島大学は、2020年度から5年連続・6件連続で同事業に採択されており、今回で10件目の事業採択となりました。

「大学の世界展開力強化事業」は、グローバル人材育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、事業対象国・地域の大学との間で、日本人学生の海外留学や外国人学生の戦略的受入を行う、質の保障を伴った教育連携プログラムの構築・実施を図るものです。

広島大学は、事業を通じて、世界中の様々な地域の大学との間で新たな国際交流プログラムを実施するとともに、研究者同士の交流や、学術交流ネットワークの構築に取り組んでいます。

これまでの採択実績や事業の成果は、広島大学が国際的な人材育成において高い評価を得ている証拠です。今後も、広島大学は世界で活躍できる人材を育てるために挑戦を続けていきます。 

なお、今年度新たに採択された事業では、これまで広島大学が10年以上行ってきたヨーロッパの複数大学との共同修士課程プログラム(ジョイント・ディグリー・プログラム)を基に、「AI技術」や「海洋・海事」に関する最新の研究や教育を行う5つの大学と協力し、主に修士学生を対象とした新たな国際交流プログラムを企画・実施します。

広島大学は、日本とヨーロッパの経済安全保障上の共通課題である「AI技術」や「海洋・海事」の分野において、持続可能な未来を支えるための次世代の人材を育成を目指します。

これまでの採択実績 

  • 令和6(2024)年度【対象地域:EU】
    「日・欧州の海洋経済安全保障と持続可能性を支えるAI次世代人材育成プログラム」 (実施中)
  • 令和5(2023)年度(補正予算) 
    「アジアと世界をつなぐ海洋・海事の最前線~海の平和利用と持続的発展~」(実施中) 
    主にASEAN諸国の海洋・海事系エンジニアおよび海上保安・海洋政策を担当する政府職員等の高度人材の育成に資するような、教養教育科目1科目及び専門教育科目1科目で構成される海洋・海事領域教育の総合的な入門となる教育コンテンツを英語で作成し、JV-Campus(Japan Virtual Campus)上のコースとして世界に向け公開予定です。 
  • 令和5(2023)年度【対象地域:米国】
    「AI時代の未来を拓く日米グローバル人材育成プログラム」(実施中)
    概要:国際的に通用する高いレベルのAI・情報・データリテラシーを段階的に身につけ、AIの活用における国際的な議論をリードする「AIと共存する新しい社会を創り出す国際的教養人」の育成を目指します。デジタル人材教育で世界をリードする米国3大学、テキサス大学オースティン校、アリゾナ州立大学、パデュー大学と連携し、COIL型学習、国際共創ワークショップ、交換留学、および、インターンシップの4段階ステップアップ国際教育・交流を通して、参加する学生は、グローバル社会で活躍できる人材に必要な「知識・スキル・経験」を身につけます。 
    事業ホームページ: https://aihrdusa.hiroshima-u.ac.jp
  • 令和4(2022)年度【対象地域:英国、インド、オーストラリア】
    「インド太平洋地域での高等教育連携強化事業」(実施中)
    概要:英・シェフィールド大学、豪・ニュー・サウス・ウェールズ大学、印・ビッツ・ピラニ大学、IIMBという優れた教育実績や最先端ビジネススクールとともに、VUCA時代に直面する人類社会の課題に対して、多様性を踏まえた解決策を提案し実行を先導するアジャイル・アントレプレナーシップを備えたリーダー育成のためのアジャイル型教育プログラムを開発し実践する。なお、本事業では、本学は採択校の連携を図る「幹事校」をお引き受けし、当該年度の事業全体の成果の発信や普及、事業の横展開に取り組んでいます。 
    事業ホームページ: https://agile-indopacific.hiroshima-u.ac.jp
  • 令和3(2021)年度【対象地域:アジア諸国】
    「インクルーシブ・マインドを醸成するアジア地域国際協働人材育成」(実施中) 
    概要:中国・北京師範大学と長春大学、韓国外国語大学との交流を基盤とし、インドネシア教育大学とタイ・カセサート大学の2大学を加えた6大学共同で、対面・同期オンライン・非同期オンラインを組み合わせたハイブリッド型によるアジア地域国際協働人材育成プログラムを実施するものです。障害の有無、平和観、宗教観、ジェンダー/マイノリティ観の違いから生じるコミュニケーションバリアを認識することで、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I:多様性の包摂、尊重)マネジメントが可能な人材を育成します。 
    事業ホームページ: https://inclusive-asia.hiroshima-u.ac.jp
  • 令和2(2020)年度【対象地域:アフリカ諸国】
    「南北アフリカとの互恵的パートナーシップ構築のためのトライアングル海外学習プログラム」(実施中)
    概要:本学と北アフリカ5大学及びサブサハラ地域の2大学と共同で「トライアングル海外学習プログラム」を構築し、アフリカのニーズと本学のシーズ及び強みが交差する「教育」、「保健医療」及び「食料安全保障」の専門教育を中心とした学生交流プログラムを実施するものです。質の高い経済発展を主導するとともに、日本とアフリカ間だけでなく、多様なアフリカ地域間の架け橋となり、多国間の国際的協調においてリーダーシップを発揮できる高度グローバル人材を日本とアフリカ双方に育成する。
     事業ホームページ:https://triangle-africa.hiroshima-u.ac.jp
  • 平成29(2017)年度【対象地域:インド】
    「先端技術を社会実装するイノベーション人材養成のための国際リンケージ型学位プログラム」 
    日印間で優先度が高い「スマートインフラ整備」「新エネルギー」「環境持続性」の3分野及びその融合技術分野を対象に、「日印教育交流パッケージ」の実施を通じ、革新技術を社会へ実装する高度イノベーション人材を養成するものです。また、インド6協定大学との調整を重ね、地域課題に沿って技術開発の方向を誘導し、社会へ定着できるリーダーを養成する国際リンケージ型学位プログラム(ILDP)を構築します。 
    事業ホームページ: https://ildp.hiroshima-u.ac.jp
  • 平成28(2016)年度【対象地域:アジア諸国】
    「CLMV諸国の持続可能な平和、幸福、発展に貢献する研究力と社会起業力の融合人財育成」
    広島大学は、昨年、国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(以下、SDGs)」を実現するため、カンボジア、ミャンマー、ベトナム、ラオス(以下CLMV諸国)およびタイの社会インフラ整備に貢献する「人財」を育成するもの。 
    事業ホームページ: https://peace-program.hiroshima-u.ac.jp
  • 平成25(2013)年度:海外との戦略的高等教育連携支援~AIMSプログラム
    「アジアの共同経済発展と信頼関係の確立による平和構築に 貢献する中核人財教育プログラム」 タイのチュラーロンコーン大学およびカセサート大学、ならびにインドネシアのバンドン工科大学を交流大学とし、現地ニーズに応える学問分野である「食品科学と農学」「工学」「経済学」「言語・文化」の4専門分野において、学士課程における一学期間の学生交流を行う。  
    事業ホームページ: https://www.hiroshima-u.ac.jp/seisei/aims
  • 平成23(2011)年度【対象地域:米国以外の欧州、オーストラリア等】 
    「国際大学間コンソーシアムINUを活用した平和・環境分野における協働教育 」 
    欧州、米国、アジア、オセアニアにまたがる国際的な大学間コンソーシアムであるINU(International Network of Universities)の枠組みを利用して、「平和」「環境」及び「看護」分野における人材を育成するため、大学入学の早い時期での動機づけなど大学教育の各段階で、大学間コンソーシアム加盟校との協働教育を学生の派遣・受入を行いながら実施するもの。
  • 平成23(2011)年度【対象地域:アジア諸国】
    「アジア平和=人間の安全保障大学連合」を通じた次世代高品位政策リーダーの育成」 
    ※本学は国内連携大学として参画 
    目覚ましい経済成長を遂げているアジアにおいて、紛争、災害、貧困、差別、疾病などの共通課題に取り組む精神と方法を学ぶ場を構築し、次世代のリーダーを育成する。日本の4大学院がコンソーシアムを形成して東南アジア6大学院と単位互換を含む協定を締結し、平和構築、平和共生、社会開発、多文化共生、健康開発を重点領域として、短期プログラムとセメスター・プログラムによる交流を実施する。
【お問い合わせ先】

広島大学グローバル化戦略グループ

Email: kokusai-group*office.hiroshima-u.ac.jp
(*は半角@に置き換えた上、送信してください)


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