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2024年9月24日、アグス・グミワン・カルタサスミタ インドネシア工業大臣らが本学の東広島キャンパスを表敬訪問し、越智 光夫学長、金子 慎治理事・副学長 (グローバル化担当)、宮崎 誠一理事・副学長 (研究担当)と会談しました。
表敬後は「Examining Future Prospects: Establishing a Framework For Economic And Social Diplomacy Between Indonesia and Japan」 (将来の展望を検証:インドネシアと日本の経済・社会外交の枠組みを確立) と題してカルタサスミタ工業大臣による講演が行われ、本学教職員・学生、日本企業、インドネシア工業省、インドネシア大使館からの出席者など約120人の聴衆は最後まで熱心に耳を傾けました。
講演後には、名誉博士称号授与式が行われ、越智学長からカルタサスミタ工業大臣に名誉博士記が授与され、会場は大きな拍手に包まれました。今回の名誉博士の称号授与は、同大臣の日本産業界および本学への多大な貢献、さらにインドネシアが本学にとって重要なパートナーであることを強調するものです。同大臣は、日本からインドネシアへの投資促進や対日輸出の増加、工業団地の開発、技術移転やEV開発などにおいて重要な役割を果たし、日本産業界への顕著な功績を上げられました。
本学における教育・研究への貢献として、2024年9月6日に本学とインドネシア共和国工業省との間で奨学金プログラムに関する合意書が締結され、インドネシアからの行政官を年間5人、本学が受け入れることが決定しました。同工業省が奨学金を提供するこの取り組みにより、広島大学がインドネシア工業省の人材育成に貢献するとともに、広島大学とインドネシアの政府機関や産業界との人的ネットワークが強化されることが期待されます。
本学はインドネシアの25機関と29の大学間国際交流協定、47機関と50の部局間国際交流協定を締結し、現在は113人のインドネシア出身学生が本学で学んでいます。また、2022年にはインドネシア全土を網羅する同窓会組織「広島大学校友会インドネシア・チャプター」を設立し、インドネシアを本学の海外展開における戦略上重要な国と位置付けています。このたびの訪問を機に、本学とインドネシアの学生交流、政府機関や産業界とのより一層の連携強化が期待されます。
名誉博士の称号授与記念写真
名誉博士称号授与式における大臣ご挨拶
名誉博士称号授与式後の記念写真①
名誉博士号授与式後の記念写真②
協定締結の記念写真①
協定締結の記念写真②
名誉博士称号授与式後の集合写真
広島大学グローバル化戦略グループ