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第1回広島大学ベトナム人の日本語作文コンクール表彰式を開催しました

集合写真

2024年10月5日、広島大学は「第1回広島大学ベトナム人の日本語作文コンクール」表彰式をベトナム・ハノイ国家大学外国語大学にて開催しました。

本イベントは、海外における日本語教育普及・促進のための新たな試みとして令和6年度より新たに実施するもので、ベトナムにおけるコンクールはその第一弾として実施されました。コンクールには、ベトナム全土の21大学から79名もの応募があり、厳正な審査の結果、特に優秀と認められた5名およびその指導教員3名を招待し、表彰式を開催しました。

表彰式は、伊藤直樹 駐ベトナム社会主義共和国日本国特命全権大使のご臨席のもと、約120名の来場者と共に盛大に開催され、本学からは越智 光夫学長、金子 慎治理事・副学長(グローバル化担当)、小池 一彦副学長(国際交流・日本語教育担当)が参加しました。また、来賓として日越企業や国際交流基金から多数のご臨席を賜りました。

越智学長は開会挨拶の中で、ベトナム・ハノイが本学の国際戦略上重要な拠点であること、日本で高い評価を受けている本学の日本語教育分野での知見を活かし、ベトナム国内の日本語教育発展の一助となればという思いから本コンクールの開催に至ったことを説明し、「本コンクールが将来的にベトナム国内で日本語教育に関わる皆様の目標となり、ひいては日越交流の発展に貢献できれば嬉しく思う」と抱負を述べました。

伊藤大使はご挨拶の中で「日本に興味を持ち、日本語能力に磨きをかけるために学んでくれたことは大変ありがたい」と述べられ、続けて「将来日本企業への就職や日本への留学を希望する方にとって、高い日本語能力を持つことは非常に重要。今後とも日本語作文コンクールを通じて日本語に関心持つ人が増え、ベトナムにおいて高い日本語能力を有する人材が更に増えることを期待している」とのお言葉を頂戴しました。

越智学長による開会挨拶

伊藤大使によるご挨拶

この度のコンクールでは、最優秀賞を「日本大使賞」とし、受賞者のハノイ大学 ラ・ティ・カイン・リさんに対し、伊藤大使より直接賞状および副賞が手渡されました。

次に、広島大学長賞をはじめとした優秀賞4名への賞状および副賞の授与を行い、最優秀賞・優秀賞を受賞した応募者の指導教員3名に対しても、「優秀指導教師賞」として、賞状および盾を授与しました。各賞の授賞式の後は受賞者による記念スピーチが行われ、「これまで日本語を勉強してきた中で困難なことも多かったが、これから先、日本語の勉強を頑張るモチベーションとなった」「指導教師として、このような賞を受賞でき嬉しく思う。これからも、一層指導に励みたい」といったコメントがありました。

また、この度のコンクールには、国内外の12に及ぶ企業、法人様に協賛企業としてご支援を賜りました。

(協賛企業一覧)

株式会社タケウチ建設 様(プラチナスポンサー)

株式会社フジタ 様(プラチナスポンサー)

アジア大洋州住友商事会社 様(プラチナスポンサー)

FPTジャパンホールディングス株式会社 様(シルバースポンサー)

ロート製薬株式会社 様(シルバースポンサー)

特定非営利活動法人広島ベトナム協会 様(シルバースポンサー)

株式会社ネクストホーム 様(シルバースポンサー)

湖畔株式会社 様(シルバースポンサー)

MEGAVET株式会社 様(シルバースポンサー)

ThaiBinh Seed株式会社 様(シルバースポンサー)

Atlantic Group株式会社 様(シルバースポンサー)

BATECO Group株式会社 様(シルバースポンサー)

日本大使賞 授賞シーン

広島大学長賞 授賞シーン

優秀指導教師賞 授賞シーン

優秀指導教師賞 受賞者の皆様

日本大使賞受賞者(ハノイ大学 ラ・ティ・カイン・リさん)によるスピーチ

優秀指導教師賞受賞者(ハノイ大学 ディン・サオ・マイ先生)によるスピーチ

本学では、この取り組みを中国・インドネシアの他海外拠点にも展開し、各海外拠点における日本語・日本文化教育の振興に一層積極的に取り組んでまいります。

この度の「第1回広島大学ベトナム人の日本語作文コンクール」および「広島大学日本語作文コンクール」の詳細な情報については、以下のウェブサイトをご覧ください。

【お問い合わせ先】

広島大学グローバル化推進グループ

Email: kokusai-suisin*office.hiroshima-u.ac.jp
(*は半角@に置き換えた上、送信してください)
 


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