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広島大学が「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」に採択されました

このたび、広島大学の提案した「Town & Gown構想と連携した課題探究型経験学習による多文化共修教育システムの構築」が、令和6年度「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」のタイプⅠ(地域等連携型)に採択されました。

「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」は、多文化共生社会の実現を牽引し、多文化共修(※)による教育研究活動が、国内外の課題解決策の提案や社会実装の先にある「ソーシャルインパクト」の創出につなげていくことを期待し、開始されるもので、令和6年度から6年間の事業となります。 
※大学等が教育研究活動を行う国内外の地域における課題について、その抽出から分析、解決策の検討及び提案、社会実装に至るまでの過程において、日本人学生と外国人学生がそれぞれの文化的多様性を活かし、英語を中心とする外国語で共に学修すること

広島大学は、本プログラムにおいて、スーパーグローバル大学創成支援(SGU)事業(トップ型)で取り組んできた徹底した国際化の実績を基盤としつつ、既存の取組を日本人学生と外国人学生が共に学修する多文化共修科目として階層的、有機的に組み合わせ、ステップアップ型の多文化共修教育システムを構築します。

学部においては、1年次に平和共修科目、2年次に海外共修科目、3,4年次に地域課題共修科目を、大学院においては、国際・地域課題共修科目を設定し、日本人学生と外国人留学生がそれぞれの科目で共修を行います。

また、本プログラムの実施にあたっては、Town & Gown構想により東広島市や呉市、また、広島市と緊密に連携し、日本人学生と外国人留学生が各市の地域に出かけて社会課題に関する解決策を探っていきます。

本プログラムでは、新しい平和科学の理念「持続可能な発展を導く科学」の確立に挑み、様々に地域が抱える社会的課題に主体的にアプローチし、コミュニティの中で課題解決のために具体的に行動することを通じて、(1)平和への多角的観点からの理解、(2)異文化間コミュニケーション能力、(3)課題を俯瞰的に把握し解決策を提案できる実践力、(4)課題解決のためチームを牽引するリーダーシップ、を身に付けた平和を希求しチャレンジする国際的教養人の育成に取り組んでいきます。

【お問い合わせ先】

広島大学グローバル化推進グループ

Email: kokusai-soumu*office.hiroshima-u.ac.jp
(*は半角@に置き換えた上、送信してください)


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