人間社会科学研究科 准教授 冨永 美穂子
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11月30日、12月1日に開催された第1回バウムクーヘンアレンジレシピコンテストに、広島大学教育学部人間生活系コースの学生たちが参加し、オリジナルのバウムクーヘンを販売しました。
学生たちは、この日に向けて何度も試行錯誤を繰り返し、バウムクーヘンの開発に努めてきました。
当日は、11時から販売を開始しました。
コンテスト初日は11時から100個のバウムクーヘンを販売し、開始3時間後の14時には完売しました。午前中から多くのお客さまに購入していただくことができました。
2日目は、1日目の倍の200個を販売しました。
1日目の反省を生かし、販売する際にお客さまにバウムクーヘンの特徴を分かりやすく伝えたり、商品の見せ方を変えたりして、多くのお客さまに購入していただけるよう工夫を凝らしました。
また、2025年大阪・関西万博を契機として、アフリカにおける平和首長会議加盟都市の拡大を図るため、アフリカの中で最も加盟都市が多いカメルーン共和国の方々との交流もありました。カメルーンの話を聞いたり、自分たちのバウムクーヘンを試食していただいたりして、バウムクーヘンを通じて世界とつながることができました。
そして、待ちに待った結果発表。
なんと、「カメルーン特別賞」と「セールススピード賞」をいただくことができました。
この二日間、多くの方々に協力していただき、無事にコンテストを終えました。
学生の感想
今回のコンテストでの販売は、奥本社長をはじめとする瀬戸田・島ごころの関係者、大学教職員のみなさま,そして地域の方々の支えのおかげで無事に成功させることができました。本当に感謝しています。
初めての販売で、準備の段階から分からないことが多くありましたが、当日は開催者の方々や、お客さまの温かい心に助けられて、楽しく販売ができました。
一方で、なかなか売れないこともあり、販売の難しさも実感しました。商品数を増やしたり、商品の見せ方を工夫したりするなど、改善点を発見しました。
結果は、味と販売の速さの二つの面で賞をいただけて、自分たちの努力がこのように評価されてとても嬉しかったです。
実際に販売したことによって、自分たちのバウムクーヘンが多くのお客さんの手に届き、笑顔になってもらえた時の感動を知ることができました。今回の貴重な体験を、今後のバウムクーヘンの改良、販売に活かしていきたいと思います!