• ホームHome
  • 似島で子供たちとのバウムクーヘン作り体験に参加しました(地域の元気応援PJ)

似島で子供たちとのバウムクーヘン作り体験に参加しました(地域の元気応援PJ)

2月21日に似島で広島バウムクーヘン振興協議会主催のバウムクーヘン作り体験に、広島大学教育学部人間生活系コースの学生たちが参加しました。
似島は広島県のバウムクーヘン発祥の地で、広島港から船で約20分の場所に位置します。今回のイベントはユーハイム似島歓迎交流センター(https://ninoshima-kkc.jp/)で行われました。センターに到着するとまず、職員の方から似島やバウムクーヘンの歴史を教えていただきました。その後、当時と同じレシピでバウムクーヘンの生地作りをしました。約1時間作り続けると、児童・生徒たちがセンターに到着し、グループごとに分かれて焼き始めました。似島では定期的にバウムクーヘン作り体験を行っており、子どもたちは慣れた手つきで作っていました。まず竹を回しながら温めます。そしておたまで竹に生地をかけます。その後、手で再び竹を回す工程を繰り返します。子どもたちは二人一組になって交代しながら協力してどんどん進めていきます。厚さが7㎝位になり生地がなくなったところで,竹から離します。両端を包丁でそぎ落とし、竹を垂直に立て、叩きます。すると、大きなバウムクーヘンがスルリと落ちてきました。包丁で3㎝間隔に切ると、よく見る何層にも重なったバウムクーヘンの完成です。出来立てのバウムクーヘンは湯気が出ていて、とても熱かったです。一斉に子どもたちが集まり、みんな「おいしい」と笑顔いっぱいになりながら食べました。

学生の感想

今回は、参加した学生全員が初めて似島に行きました。
似島やバウムクーヘンの歴史については,初めて知ることがたくさんありました。その後、バウムクーヘンの生地作りをしました。バター、卵、砂糖、薄力粉の4つだけで生地ができることに驚きました。メレンゲは機械を使わず作ったので、私たちが交互に混ぜても、できた時には腕がボロボロになりました。生地が出来上がる頃に、似島小学校の児童と似島中学校の生徒さんの元気な声が聞こえてきました。この日はカメルーン大使の方やカメルーン出身の漫画家・星野ルネさんも来られていました。
生地を竹に付け、回していきながら作り上げるバウムクーヘン、子どもたちは慣れた手つきでしたが、私たちは初めてだったので、子どもたちに教えてもらいながら楽しく作りました。
完成したバウムクーヘンは、温かく、とてもフワフワしていて美味しかったです。
体験中は子どもたちとたくさん会話したり似島の方々と交流したりでき、とても楽しかったです。また、子どもたちの元気な姿を見て、私たちも笑顔いっぱいになりました。
バウムクーヘンのことが更に好きになったので、今後もバウムクーヘンと共にたくさんの人を笑顔にしていきたいと思います。

お問い合わせ先

人間社会科学研究科 准教授 冨永 美穂子
E-mail : mtomi@hiroshima-u.ac.jp 
※@は半角に置き換えて送信ください。


up