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集合写真
2025年3月16日、広島大学は「第1回広島大学・インドネシア人の日本語作文コンクール」表彰式を、インドネシア工業省本省ビルにて開催しました。(共催:インドネシア工業省、ダルマプルサダ大学)
本イベントは、海外における日本語教育普及・促進のための新たな試みとして令和6年度より新たに実施するもので、ベトナムにおけるコンクールに続いて実施されました。コンクールには、インドネシア全土の22大学から96人もの応募があり、厳正な審査の結果、特に優秀と認められた5人およびその指導教員4人を招待し、表彰式を開催しました。
表彰式は約80人の来場者と共に盛大に開催され、本学からは越智 光夫学長、金子 慎治理事・副学長(グローバル化担当)、迫田 久美子副理事(日本語教育担当)が参加しました。また、来賓としてインドネシア共和国工業省 アグス・グミワン・カルタサスミタ 大臣、在インドネシア日本国大使館 星野 大輔 公使、PT Suzuki Indomobil Sales 天野 実 社長、国際交流基金ジャカルタ日本文化センター 稲見 和己所長をはじめ、日尼企業、団体より多数のご臨席を賜りました。
越智学長は開会挨拶の中で、インドネシアが本学の国際戦略上重要な拠点あり、インドネシアからの留学生を積極的に受け入れていることや、日本で高い評価を受けている本学の日本語教育分野での知見を活かし、世界第二位の日本語学習者数を誇るインドネシアの日本語教育発展の一助となればという思いから本コンクールの開催に至ったことを説明し、「本コンクールが将来的にインドネシア国内で日本語教育に関わる皆様の目標となり、ひいては両国の交流発展に貢献できれば嬉しく思う」と抱負を述べました。

越智学長による開会挨拶

アグス・グミワン・カルタサスミタ インドネシア共和国工業大臣によるご挨拶
この度のコンクールでは、最優秀賞を「広島大学長賞」とし、受賞者のウダヤナ大学 イ・ニョマン・ゲデ・アドリアン・ダルマ・クスマ・ナレンドラさんに対し、越智学長より直接賞状および副賞が手渡されました。
次に、一等賞4名への賞状および副賞の授与を行い、最優秀賞・一等賞を受賞した応募者の指導教員4人に対しても、「優秀指導教師賞」として、賞状および盾を授与しました。各賞の授賞式の後は受賞者による記念スピーチが行われ、「高校の日本語の先生から教わった想いを胸に、今、日本語の家庭教師をしている。この度の受賞により、これから先も日本語の勉強を頑張るモチベーションとなった」「教え子が日頃、小説をよく読んでいるのを見て今回のコンクールに推薦した。指導教師として、このような賞を受賞でき嬉しく思う。これからも、一層指導に励みたい」といったコメントがありました。
また、この度のコンクールには、国内外の11に及ぶ企業様に協賛企業としてご支援を賜りました。
(協賛企業一覧)
PT Suzuki Indomobil Sales 様(プラチナスポンサー)
PT Toyota Motor Manufacturing Indonesia 様(シルバースポンサー)
アンデルセングループ 様(シルバースポンサー)
株式会社にしき堂 様(シルバースポンサー)
グッドネス株式会社 様(シルバースポンサー)
株式会社関電パワーテック 様(シルバースポンサー)
常石造船株式会社 様(シルバースポンサー)
株式会社新来島どっく 様(シルバースポンサー)
広島ガス株式会社 様(シルバースポンサー)
YKK AP株式会社 様(シルバースポンサー)
株式会社バルコム 様(シルバースポンサー)

広島大学長賞 授賞シーン

優秀指導教師賞 授賞シーン

広島大学長賞受賞者(ウダヤナ大学 イ・ニョマン・ゲデ・アドリアン・ダルマ・クスマ・ナレンドラさん)によるスピーチ

優秀指導教師賞受賞者(ウダヤナ大学 クトゥト・ウィディヤ・プル ナワティ 先生)によるスピーチ

一等賞 ダルマプルサダ大学長賞 授賞シーン

受賞者と越智学長の交流の様子
本学では今後、各海外拠点における日本語・日本文化教育の振興に一層積極的に取り組んでまいります。
この度の「第1回広島大学インドネシア人の日本語作文コンクール」および「広島大学日本語作文コンクール」の詳細な情報については、以下のウェブサイトをご覧ください。
広島大学グローバル化推進グループ