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睡眠研究で活躍する柳沢正史氏が講演。第3回「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました

2025年4月25日、東広島キャンパス総合科学部L102講義室において、今年度第3回「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました。筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構教授の柳沢正史氏が「睡眠の謎に挑む:原理の追求から社会実装まで」をテーマに講演を行い、法学部・医学部・歯学部・薬学部の新入生約550人が受講しました。

講演では、日本人の睡眠時間が短いこと、睡眠不足が免疫や脳のパフォーマンス低下を招くこと、睡眠時間と企業の経常利益との関連性など、睡眠に関する多様なテーマについて説明されました。また、神経伝達物質「オレキシン」の発見から、その機能の解明、新薬の開発に至るまでの研究の流れについてもわかりやすく解説されました。


学生からは「睡眠が脳や身体の健康に深く関わっていることを知り、日々の生活を見直すきっかけになった」「オレキシンの発見エピソードで、研究はどんなことを考えながら進んでいくのか、研究の途中で直面した困難とそれをどのように乗り越えたかについて聞くことができたので、より一層大学での研究について興味を深めることができた」などの感想が寄せられました。


講演後、越智学長に代わり、鈴木理事・副学長(教育・平和担当)が柳沢氏に「特別招聘教授」の称号記を贈呈しました。
 

柳沢氏の講演を聴く学生達

柳沢氏に「特別招聘教授」の称号記を贈呈

【お問い合わせ先】
広島大学 教育推進グループ (教養教育担当)
E-mail:gsyugaku-group*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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