広島大学アクセシビリティセンターは、1月26日(水)、広島大学中央図書館ライブラリーホールで、教育GPシンポジウム「アクセシビリティリーダー育成プログラム」を開催しました。
「アクセシビリティリーダー(AL)」とは、障害の有無や身体特性、年齢や言語・文化などの違いにかかわらず、多様な誰にとっても利用しやすく、人にやさしい社会をリードする人材です。広島大学では、平成18年度から育成を始めており、平成20年度の文部科学省「質の高い大学教育推進プログラム」(教育GP)に「アクセシビリティリーダー育成プログラム」が採択されました。また、平成21年度には産学官連携によるアクセシビリティリーダー育成協議会を設立し、このプログラムの全国展開を開始しています。
今回のシンポジウムでは、マイクロソフトディベロップメント株式会社社長の加治佐俊一氏による基調講演『多様性理解とテクノロジーの進化』に続き、大学・企業・行政の視点から見た、アクセシビリティリーダー育成の取り組みについて発表がありました。また、既に資格を取得して、実際に学生や社会人として活躍する4人のアクセシビリティリーダーによる経験談の報告も行われ、活発な質疑応答により、予定終了時間をオーバーする盛況ぶりでした。
![]() 基調講演 |
![]() 会場の様子 |
<当日のプログラム内容> | ||
■第1部:基調講演「多様性理解とテクノロジーの進化」 | ||
*マイクロソフト ディベロップメント株式会社 代表取締役社長 兼 マイクロソフト株式会社 業務執行役員 最高技術責任者 加治佐 俊一 氏 |
||
■第2部:シンポジウム「アクセシビリティリーダー育成協議会の取り組みと展望」 | ||
*広島大学アクセシビリティセンター長 佐野(藤田) 眞理子 氏 *札幌学院大学 人文学部 教授 新國 三千代 氏 *富士通デザイン株式会社 ユーザー・エクスペリエンスデザイン部長 浅輪 武生 氏 *独立行政法人日本学生支援機構 学生生活部特別 支援課長 荒木 昌美 氏 |
||
*アクセシビリティリーダー | 諏訪春菜(第3期AL、総合科学部4年) 山本さやか(第2期AL、教育学研究科博士課程前期1年) 吉田早希(第1期AL、平成20年度 教育学部卒業) 三谷昌稔(第1期AL、平成19年度 経済学部卒業) |
【お問い合わせ先】
広島大学アクセシビリティセンター
〒739-5814 東広島市鏡山1-7-1 学生プラザ2階
TEL/FAX:082-424-6324
Email:achu(AT)hiroshima-u.ac.jp ※(AT)は@に置き換えてください。
広島大学アクセシビリティセンターのウェブサイトはこちら