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8月5日午前、霞キャンパス内の建設工事現場で第2次世界大戦中の不発弾と思われるものが再び発見されましたが、同日14時20分に警察によって無事に撤去されました。近隣住民の方々をはじめ皆さまにご心配とご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げますとともに、撤去等の作業に従事してくださった関係機関の皆さまに、心からの敬意と感謝を申し上げます。
戦前、本キャンパス敷地には武器弾薬を貯蔵する旧広島陸軍兵器補給廠が設置され、被爆直後は救護所として活用されました。5月13日に続く不発弾発見は、今なお広島の地に残る戦争の深い傷痕を思い起こさせるものです。平和の尊さを胸に刻み、未来に活かす使命をいっそう強く自覚しております。
80回目となる原爆の日を前に、平和の大学として被爆地に開学した広島大学は、歴史に学びながら平和の価値を世界に向けて発信し続け、地域とともに前進していくことを改めて誓います。
2025年8月5日
広島大学 学長 越智光夫
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