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東北地方太平洋沖地震の被災地で医療活動を行っていた広島大学病院DMATが帰着



平成23年3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震の被災地で医療活動を行うため、13日(日)より被災地へ出発した広島大学病院DMAT(※)(医師:2名、看護師:2名、薬剤師:1名)が、15日(火)17時頃、本院に帰着しました。



広島大学病院DMATは、省庁からの派遣要請を受け、広島DMATのメンバーとして、県内の他医療機関とともに参加しました。

福島県に到着した後、福島原子力発電所から50キロ離れた二本松市にある避難所である、男女共生センターと福島県立医大病院で、約100名ほどの放射線量を測定をはじめとする、医療活動を行いました。



帰着後、本院で行った記者会見の中で、DMATのスタッフは、「活動場所は原子力発電所から離れていたものの、放射能は目に見えないため、汚染される恐怖はあった。しかしながら『被ばく』という言葉だけでも怖い中で、住民の方々は避難所生活を強いられているため、その不安を少しでも払拭することができれば、という気持ちで臨んだ」と現地での活動の様子を述べました。

広島大学病院DMATスタッフから、現地での様子を越智病院長に報告

(3月15日(火)17時30分頃)。左から、
越智病院長、医師・廣橋伸之、

医師・岩崎泰昌、
看護師・原茉衣子、看護師・佐々智宏、薬剤師・畝井浩子。
スタッフの上着には、「広島DMAT」の文字。





記者会見の様子(3月15日(火)19時頃) 広島大学病院DMATスタッフが撮影した被災地での医療活動の様子。

※災害派遣医療チーム。「Disaster Medical Assistance Team」の略で、「災害急性期に活動できる機動性を持った トレーニングを受けた医療チーム」のこと。

【問い合わせ先】

広島大学病院広報担当

TEL:082-257-5014


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