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令和8年仕事始め式を挙行 ~歴史に学び、平和を紡ぎ、未来を拓く1年に~

 広島大学は令和8年1月5日、東広島キャンパスの法人本部棟4階会議室で仕事始め式を挙行しました。
式には越智光夫学長をはじめ、約150人の教職員が出席し、新年のスタートにあたり、大学運営への決意を新たにしました。式の模様は霞、東千田両キャンパスに中継され、オンラインでも約100人の教職員が参加しました。

 年頭にあたり、学長が挨拶を述べました。60年周期で社会や人の営みに節目をもたらすとされる古代中国の英智である干支に触れ、今年の干支である「丙午(ひのえうま)」は「情熱と行動力が新たな局面を切り拓く年であり、今年は本学にとっても、未来への新たな一歩を踏み出す年になる」と述べました。

 続いて、創立75+75周年や被爆80年の節目を迎えた最近の取り組みとして、吉永小百合氏による原爆詩朗読会や平和学長会議、フランスの歴史人口学者エマニュエル・トッド氏を招いた講演や対話のつどいなどを振り返り、本学の理念である「平和を希求する精神」を国内外に発信してきた意義を強調しました。

 さらに今年は、東広島キャンパスにおける半導体・超物質研究の産学官連携拠点の竣工、米国アイダホ大学広島キャンパスの開校、霞キャンパスにおけるワクチン・医薬品製造拠点の整備など、教育・研究環境の大きな進展が予定されていることを紹介しました。こういった一連の取り組みを、古代ローマの政治家キケロの言葉や、『易経』にある「彰往察来(しょうおうさつらい)」の精神になぞらえ、未来へその成果と課題を生かすことの重要性を説きました。

 その上で、「日本は今、人口減少や経済の縮小に伴う国力の低下、さらには国際情勢の緊迫化という大きな試練に直面している」とし、本学が原爆被災という「原体験」から復興したことを述べ、困難な時代にあっても、危機を好機へと転じる強靭さを育んでいく決意が示されました。

 また学長は、これまで教員人事の全学一元化や情報科学部の創設、海外協定大学の積極的な誘致などを進めてきたことを振り返るとともに、2018年の豪雨災害や、2020年からの新型コロナウイルス感染症などにおいて本学を支えてきた、歴代の構成員に対する深い感謝の意も表しました。

 最後に、「広島大学で学んで良かった、働いて良かったと心から思ってもらえる環境づくりに、これからも力を尽くしていきたい」と語り、教職員・学生とその家族の一年の健康と平穏、そして世界の一日も早い平和を祈念して、年頭挨拶を締めくくりました。

役職員や部局長らを前に挨拶する越智学長

式の模様は霞、東千田両キャンパスにも中継しました

【お問い合わせ先】

広島大学広報室

E-mail: koho*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


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