広島大学が平成14年度から独自に進めている「地域貢献研究」の成果発表会を、下記のとおり開催します。
この事業は、地域社会から募集した「地域社会が抱える課題の解決や実現したい夢」について、本学の研究者が研究し成果を地域社会に還元するものです。
このたびは、平成16年5月から1年間の研究成果を、課題を提案された方を交えて公表いたします。
【日 時】平成17年7月4日(月) 13:00〜16:00
【場 所】広島大学中央図書館ライブラリーホール(東広島キャンパス)
【プログラム】
◇開会挨拶 広島大学長 牟田 泰三
◇研究発表
●尾道市における世界遺産登録に向けた歴史的環境の保全と地域資源の調査
(尾道市 提案)
総合科学部 助教授 フンク・カロリン
●広島市絵下山公園をモデルとした新しい都市公園づくり〜希少種ギフチョウとの共存・共生をめざして〜
(広島市 提案)
総合科学部 教授 渡邉 一雄
●郊外住宅地における人口構成の予測と移動機会の確保に関する研究
(広島市 提案)
大学院工学研究科 助教授 奥村 誠
●災害発生特性と都市構造を考慮した防災情報伝達における地域プライオリティー設定手法に関する研究
(呉市 提案)
大学院工学研究科 教授 土田 孝
●家庭教育に対する地域社会の果たすべき役割と自治体施策に関する研究
(東広島市教育委員会 提案)
大学院教育学研究科 教授 岡本 祐子
●地産地消費推進のためのクロダイ消費・普及に関する研究
(広島市 提案)
大学院生物圏科学研究科 助教授 海野 徹也(研究代表者 中川 平介 代理)
●乳牛の飼養管理と繁殖生理の関連についての解明および繁殖障害の防除のためのプロファイルテストの確立
(広島県農業共済組合連合会西部家畜診療所 提案)
大学院生物圏科学研究科 教授 藤田 正範
●被爆韓国人・朝鮮人と広島市の平和行政に関する資料の整理と分析
(平岡 敬(元広島市長、中国・地域づくり交流会会長ほか) 提案)
原爆放射線医科学研究所 助手 川野 徳幸
文書館館長・総合科学部 助教授 小池 聖一
◇討 論"地域貢献研究のあり方"
◇閉会挨拶 広島大学理事・副学長(社会連携・研究担当) 岡田 光正
※本発表会は、4研究科(大学院理学研究科、大学院先端物質科学研究科、大学院工学研究科、大学院生物圏科学研究科)共同セミナーです。
【問い合わせ】
広島大学社会連携部
社会連携グループ産学・地域連携担当
[メールアドレス]syakai-renkei@office.hiroshima-u.ac.jp