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平成24年度「生命動態システム科学推進拠点事業」の実施機関に採択されました





会見の様子


本事業の説明を行う 楯 真一 教授

 文部科学省の平成24年度「創薬等ライフサイエンス研究支援基盤事業」のうち、「生命動態システム科学推進拠点事業」について、広島大学申請の1件の課題「核内クロマチン・ライブダイナミクスの数理研究拠点形成」が採択され、平成25年1月10日に広島大学東広島キャンパスにおいて記者会見を行いました。

 生命動態システム科学は、数理科学と生命科学との融合という新たな手法により、生命の統合的理解のみならず新しい治療法の有効性・安全性の予測、再生医療、創薬等の画期的な発展にも応用が期待される科学です。

 採択された本学の課題は、大学院理学研究科数理分子生命理学専攻(代表研究者:大学院理学研究科 楯真一 教授)が中心となって実施し、遺伝子(DNA)を保持する構造体であるクロマチンが細胞核内でどのように動くか観測し、その動きを数理科学的に解析することで、遺伝情報の制御機構を明らかにしようとするものです。また、数理科学と生命科学を融合した研究領域(数理生命科学)の研究を進める中で、専門にとらわれない新しい発想や研究技術を身につけた人材の育成を目指します。

 この研究は、がん化など細胞の性質変化に伴う疾病の発症機構の解明にも応用でき、広く創薬等の応用展開につなげることもできます。

【お問合せ先】

(研究について)

 広島大学大学院理学研究科 教授 楯 真一

 TEL: 082-424-7387

 E-mail tate*hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)



(事業について)

 広島大学研究企画室 室長(併)高度専門職 小左古 学

 TEL: 082-424-5860  

 E-mail gakujutu-k-gl*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)





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