広島大学と広島市立広島市民病院、中国電力株式会社中電病院、独立
行政法人労働者健康福祉機構中国労災病院は、原子力施設等で発生した
放射線被ばく及び放射性核種による汚染を伴った傷病者に対する医療行
為に関する相互の協力内容・方法について、今般、協力協定を締結する
ことに合意し、8月7日(火)、協定書に調印しました。
広島大学では,県立広島病院,広島市立広島市民病院,広島赤十字・
原爆病院,中国電力株式会社中電病院,国立病院機構呉医療センター及
び労働者健康福祉機構中国労災病院の6つの基幹病院と放射線影響研究
所並びに広島県医師会の協力の下に「広島地区緊急被ばく医療協力機関
会議」を設立し緊急被ばく医療に関する連携・協力体制の整備を進めて
います。本協定の目的は,我が国の緊急被ばく医療のさらなる向上を目
指して,広島大学と6つの基幹病院が医療実施体制と人的ネットワーク
等の協力体制の強化を図るとともに,緊急被ばく医療機関との連携体制
を確立するためのものです。
なお,県立広島病院,広島赤十字・原爆病院及び国立病院機構呉医療
センターについては,昨年の12月21日に協定の締結を行っていま
す。
【問い合わせ先】 広島大学医療政策室 副課長 山根
電話 082−257−5947