広島大学では、国際部が主催して、学内教職員対象の「欧州高等教育改革(ボローニア・プロセス)に関する国際セミナー」を去る12月21日(金)、学士会館にて開催しました。
約30名が参加し、Robert Wagenaar氏から、現在の欧州高等教育におけるBologna Process(ボローニア・プロセス)の進展の背景やECTSの意義、Workload、Learning Outcomesの考え方等について講演があった後、活発な質疑応答や意見交換が行われました。
【講演者】Dr. Robert Wagenaar
(オランダ・グローニンゲン大学人文学部Undergraduate and Graduate Studies・ディレクター)
【テーマ】欧州高等教育改革(ボローニア・プロセス):達成目標と就学時間数の考え方を中心として
Reforming Higher Education in Europe - the introduction of learning outcomes and workload based credits
【モデレーター】堀田泰司(広島大学留学生センター・准教授)
【使用言語】英語及び日本語
■■ 講演者紹介 ■■
Robert Wagenaar氏は、欧州委員会の高等教育専門家として、ECTS(欧州単位互換制度)やEuropean Qualifications Frameworkの開発など、欧州における重要な高等教育改革に携わっておられます。
また、同氏は、ボローニア・プロセスのオランダにおけるプロモーターとして、ボローニア・プロセスの推進に中心的役割を担っておられます。
*Bologna Process(ボローニア・プロセス):欧州の高等教育制度の統一化を目指すもの
*European Qualifications Framework:欧州の学位など資格の統一化を目指すもの
【問い合わせ先】 広島大学国際部国際企画連携グループ
電話: 082-424-4345