国立大学法人広島大学(学長:越智 光夫、広島県東広島市、以下「広島大学」)と株式会社にしき堂(社長:大谷 博国、広島市東区、以下「にしき堂」)は、7月5日付けで包括的連携協定を締結しました。
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協定書を手に握手を交わす越智学長(左)と大谷社長 | 記念撮影 |
本協定は、産学の連携を通して、食品衛生学および健康で豊かな食の創成を目指す分野において、研究開発・人材教育など相互の協力に基づき、得られた研究成果を広く社会に貢献することを目的とし、菓子を中心にした製造や流通などにおける食品衛生分野、食品や栄養素の生活習慣病に及ぼす影響、新食品加工技術の開発などにおいて連携します。
越智学長は、「本学とにしき堂との間では、平成16年度広島大学地域貢献研究の成果として、平成21年に『広島銘菓[広島大学地域連携商品]せとこまち』を共同開発した実績がございます。現在、地元広島はもちろんのこと、全国でも親しまれる商品を、にしき堂と開発できたことは、本学としても大変喜ばしく誇りに思います。このたびの組織全体としての協定締結により、総合研究大学として、これまでの連携実績をさらに発展させ、より深い領域での、組織的かつ強力な連携体制が実現できることになります。地元広島経済を牽引し、『百試千改(ひゃくしせんかい)』、百回試して、千回改めよう、をモットーに、常に新しい味・新しい商品を生み出し、チャレンジし続けるにしき堂との連携強化は、『新たなる知の創造』『絶えざる自己変革』を目指す本学にとって、極めて意義のあることと期待しています」とあいさつをしました。
【お問い合わせ先】
広島大学社会産学連携室社会連携部社会連携グループ 担当:小田
TEL:082-424-5871 FAX : 082-424-6031
E-mail:sangaku-renkei*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)