本学原爆瓦発送之会会長嘉陽礼文(国際部国際交流グループ研究員)、学生2人および広島大学国際センター教授の本田義央教授は、9月12日~18日の日程でチェコ共和国へ訪問し、広島県物産陳列館(原爆ドーム)の設計者であるヤン・レツル氏の墓参りに併せ遺族と懇談を行い、ナーホド市の市庁舎にて遺族とナーホド市長へ原爆ドームの破片を寄贈しました。
チェコ共和国出張報告会を、下記のとおり行いますのでご案内します。
記
【日時】
平成28年10月18日(火)12:15~13:00
【場所】
広島大学霞キャンパス内医学資料館二階研修室
【内容】
ナーホド市役所での寄贈式典の様子をパワーポイントで説明し、ヤン・レツル氏の墓前での慰霊演奏会の様子を動画(3分程度)で説明し、書簡や写真などの資料をパワーポイントで説明します。
【参加対象者】
どなたでも参加できます。
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在チェコ日本大使館、山川鉄郎大使(左から二番目)と |
今回の訪問では、広島県物産陳列館(原爆ドーム)の設計者であるヤン・レツル氏の墓参り、慰霊演奏に併せ遺族と懇談を行い、ナーホド市の市庁舎にて遺族とナーホド市長へ原爆ドームの破片を寄贈しました。また、チェコ下院議会のイジ・ホレチェック議員(2015年8月6日に実施されたデンティル寄贈式典へ御参列のメンバーの1人)への表敬訪問と、在チェコ日本大使館の山川鉄郎特命全権大使へ表敬訪問と報告会を行いました。
寄贈式典と慰霊演奏の様子は、チェコ国営テレビでも放映されました。
ヤン・レツル氏の墓所はポーランドとの国境近くに位置するナーホドという市にあり、本学からの墓参りは2014年2月に実施して以来、3度目になります。今回は初めてヤン・レツル氏の遺族と懇談を行い、遺族が所有する遺品や公文書館に所蔵の書簡などの説明を受けました。
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ナーホド市庁舎でのドーム破片寄贈式 | ヤン・レツル氏の墓前にて慰霊演奏 |
【お問い合わせ先】
国際室国際部国際交流グループ 嘉陽礼文
TEL:082‐424‐4566/090‐1185‐1620(携帯)
FAX:082-424-4545
E-mail:kayo123@hiroshima-u.ac.jp