この度、総合博物館は、初めて中学生の職場体験を受け入れました。
今年度は、広島県立中学校3年生が3名参加し、10月3日から7日までの5日間で、主に目に見えない学芸員の仕事である展示作りを体験してもらいました。展示のコンセプト作りから展示物の選択、会場レイアウト、キャプション制作、陳列など一通りの作業を行いました。
また最終日の7日には、その集大成として来場者を前にして展示解説を実施しました。3人とも初めてとは思えないほど堂々とした解説をしてくれました。終了後には、「展示を作るのにこんな苦労があるとは知らなかった」「人に自分の考えや思いを伝えることの難しさや楽しさを感じられた」といった感想をもらいました。この経験をこれからの学生生活や将来に役立てて欲しいと思います。
展示解説の様子1 | 展示解説の様子2 |
展示解説の様子3 |
中学生と博物館スタッフの記念写真 |
職場体験の中学生が同世代の小・中・高校生に見て・知って欲しい標本(アンモナイト・魚の化石、被爆資料・剥製)を選んだ、特別展示「100年先も残しておきたい広大のお宝−私たちの広大セレクション」を開催しています。小学生団体なども見学に来てもらいました。特別展示の詳細は以下のリンクからご覧いただけます。ぜひご来館ください。
特別展示の詳細はこちら
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展示のハシボソガラスの説明を受ける小学生 | 中学生が選んだ展示品に興味津々 |
展示のハシボソガラスの説明を受ける高校生 | 展示を見学する来館者 |
【お問い合わせ先】
広島大学総合博物館
TEL:082-424-4212
E-mail:museum*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)