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2020年8月6日、東千田キャンパス未来創生センターにおいて、広島大学平和企画を実施しました。本企画は、本学建学の理念のひとつである「平和を希求する精神」の具現化と被爆の記憶の継承を目的として、2017年から毎年8月6日に実施しています。
本年は、第Ⅰ部として、本学の多国籍の学生による「学生ヒロシマ宣言」の発表・手交式を、第Ⅱ部として、被爆樹木及び原爆死没者埋葬地の樹木を一部材料に使用し制作したビオラのお披露目を行ったほか、第Ⅲ部では、教育学部第四類音楽系文化コースの教員・学生による平和祈念ミニコンサートを実施しました。
冒頭、越智学長による開式の挨拶の後、第Ⅰ部では、「学生ヒロシマ宣言」を宣言起草学生の代表2名が日本語、英語でそれぞれ宣言を発表し、学長にその宣言を書面で手交しました。
続く第Ⅱ部では、越智学長及び佐藤理事・副学長(平和・基金・アジア担当)によるビオラの除幕と本学国際室の嘉陽研究員によるビオラ作成に関する説明を行い、最後の第Ⅲ部では、お披露目したビオラと、昨年同じく被爆樹木等を使用して作成したバイオリンを用いた、本学教育学部第四類音楽系文化コースの高旗健次教授と同コース3年生の重森玄貴さんの演奏による、平和祈念ミニコンサートを行いました。
本企画で製作したビオラ及びバイオリンは、今後も学内外における様々な演奏会で弾いていただき、その音色を聴く人々と平和への思いを共有していただくことを願います。
越智学長による開式の挨拶

第Ⅰ部 学生ヒロシマ宣言 発表・手交式

第Ⅱ部 被爆樹木等を材料として制作した楽器 (ビオラ) お披露目

第Ⅲ部 広島大学教育学部第四類音楽系文化コースの教員・学生による平和祈念ミニコンサート
広島大学国際室グローバル化推進グループ