(左から、間田泰弘(社)広島大学東雲同窓会理事長、名方幸介さん、
小池聖一広島大学文書館館長、小宮山道夫広島大学文書館准教授)
9月16日(木)、東京都在住の名方幸介(なかた こうすけ)さん(87歳)から、Lanco(※)の銀製懐中時計を広島大学文書館に寄贈していただきました。
この時計は、広島大学の前身校の一つである広島県師範学校時代に、広島県から成績優秀な卒業生に対して授与されていたものです。
名方さんのご尊父様である故・中戸守夫さん(大正8年(1919年)3月 本科第一部卒業)が授与されたもので、名方さんが大切に保管されていました。
90年以上もの時を経て、今もなお変わらず時を刻む時計。名方さんは、今年の「時の記念日」(6月10日)に、ふと、「父の母校を継承している広島大学に寄贈しよう」と思い立ってくださったそうです。
名方さんには、小池聖一文書館館長から、感謝状と記念品を贈呈しました。「広島大学の歴史に関する教育研究のために役立ててもらえれば。喜んでもらえてうれしい。帰って父に報告したい」と名方さん。本当にありがとうございました。
(※)スイス Langendorf Watch Co.製
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ケース入りで保管されています。 (サイズ:約 縦90mm・横110mm・厚30mm) |
時計は正常に動きます。 (サイズ:約 縦50mm・横40mm・厚12mm) |
時計を開いた状態。 「広島県」と「賞」の刻印あり。 |
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