カーボンニュートラル×スマートキャンパス5.0の取り組み

 本学では、持続可能な未来のビジョンを共有する自治体と共同で、企業の参画を得て、大学が持つ科学技術・イノベーションの社会実装により社会課題の解決に取り組む「Town & Gown構想」を進めています。
 2021年1月には、広島大学・東広島市・住友商事株式会社の包括連携協定に合わせて「カーボンニュートラル×スマートキャンパス 5.0宣言」を行いました。2050年カーボンニュートラルに向けて、グリーン社会の実現のための最先端技術の開発や実用化、先行的な脱炭素地域の創出などが求められています。世界に先駆けての脱炭素社会の実現を目指し、研究・教育、国際展開をはじめ本学の姿勢をこの機会に明確にすることで、自治体や企業の皆様を巻き込みながら世界の中で本学の価値を高めていきたいと考えています。

 

カーボンニュートラル実現に向けたアクションプランの策定

 宣言では、 2030年までに、東広島キャンパスで使うエネルギーのカーボンニュートラルとSociety5.0を実装したスマートキャンパス5.0を実現することを表明しました。
  2030年のカーボンニュートラルの実現に向けて、 2022年4月に「Town & Gown構想ステアリングコミッティ」の下に「カーボンニュートラル推進WG」を設置し、2027年度(第4期中期目標期間末)までの行動計画として「広島大学カーボンニュートラルの実現に向けて ~Road to 2030~ アクションプラン(2022〜2027)」を策定しました(令和4年8月)。

 全学実施体制の下、(1)エネルギーマネジメント、(2)研究推進、(3)人材育成の観点から、自治体や「広島大学スマートシティ共創コンソーシアム」に参画する企業の協力を得て、目標達成に向けた取組を推進し、再生可能エネルギーの導入拡大、省エネルギー対策、研究開発等により、2027年度までに CO2 排出量の2013年度比70%削減(32,938t-CO2 → 9,881t-CO2)を目標として取り組みます。

 アクションプランは毎年度検証を行い柔軟に計画を見直しながら目標達成に向けた取組を進めます。

カーボンニュートラルアクションプラン(2022〜2027)

<参考>2030年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組み(概要)

関連情報

【お問い合わせ先】

広島大学 Town & Gown Office

E-Mail : tgo-admin*Hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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