情報政策 -情報化の取り組み-

教育・研究・社会連携を支える情報通信基盤整備への取り組み

教育支援のための情報環境

情報通信技術の十分な活用能力を有する人材を持続的に輩出すること,情報通信技術を活用した先進的教育の推進や授業での活用などを目的として,平成27年度の学部新入生から,ノートパソコンの必携化を実施しています。経済的理由によりパソコンを購入できない学生に対し,長期貸出制度も用意しています。

大学のパソコン及びICTサービス

教育支援のための全学サービスとして,教育用情報端末(パソコン約1,000台),メールサービス,ウェブページ作成・公開,ファイル保管・共有サービス,プリンタ・スキャナ等を提供しています。

学生向けポータルサイト 学生情報の森「もみじ」

学生情報の森「もみじ」は,学生による履修登録や時間割照会,教員による成績登録などの手続きを,インターネットを通じて自宅や研究室などから行う教務シ ステムで,授業担当教員や事務室からの連絡事項などを伝えるための掲示板機能,教育の質の高度化を支援するための授業評価アンケート機能なども有しています。

オンライン学習支援システムICTを活用した教育支援オンラインコンテンツの提供

対面授業を支援するため,平成13年度からLMS (Learning Management System)を導入し,授業科目や履修学生などの情報は教務システムから取り込めるようにして,全学に提供しています。 授業担当者向けに,動画コンテンツ作成支援や著作権処理支援も行っています。また,学生・教職員向けに情報セキュリティ講座や情報倫理講座などをオンラインコンテンツとして提供しています。

Web公開授業

広島大学の教育活動をより多くの方に知っていただくことを目的として,本学において開講している授業の一部の実際の様子をWebで公開しています。

研究支援のための情報環境

ICTサービス及びHPCクラウドサービス

研究支援のための全学サービスとして,メールサービス,ウェブページ作成・公開,ファイル保管・共有サービス,ポスタープリンタを含むプリンタ・スキャナサービス,サブドメイン名によるWebサーバホスティングサービスなどを提供しています。また,高度科学技術計算のためのHPCクラウドシステムを導入し,提供しています。

図書館蔵書検索,電子ジャーナル,データベース及び学術情報リポジトリ

図書館では従来からの紙媒体による学術情報に加えて,電子的学術情報を一層充実させ,電子図書館機能の充実・強化を図っています。その一環として電子的学術情報を含めた蔵書検索機能,電子ジャーナル・ブックへのアクセス,学術情報データベースなどを提供しています。また,広島大学が所蔵する貴重書等の電子化公開を進めるとともに,構成員の作成した学術成果物を電子的に保存し,無償で公開する学術情報リポジトリの運用を行っています。

社会連携支援のための情報環境

研究情報の公開

研究シーズ・有体物情報検索サイト「ひまわり」,研究者検索サイト「研究者総覧」などで研究情報を広く公開することにより,本学研究者の活動が,教育,研究,社会活動など様々な分野で社会の役に立つきっかけとなっています。

広島大学公式Webサイト

学内で共通のCMS(Content Management System)を利用し,デザインや基本メニューの名称を統一することにより,利用者が閲覧しやすいよう配慮しています。公式Webサイトとして約4万ページ(H27現在)の情報を学内外へ提供しています。クラウドサービスを利用し(H26~),アクセスの集中に耐える安定した情報発信に努めています。スマートフォンでも快適に閲覧できるよう,レイアウトの見直しを順次行っています。

情報通信基盤

キャンパスネットワーク(HINET)及び無線LANアクセス環境

学内ほぼすべての場所でネットワークが利用できるよう,キャンパスネットワークHINETを整備しています。HINETは情報セキュリティに配慮し,学内外からのアクセス可否パターンおよび利用形態に応じた4種類のゾーンで構成されています。HINETは全学一元管理され,接続する機器は原則として認証が必要であり,管理責任の所在を明確化しています。必携化したパソコン等のネットワーク接続のため無線LANの整備も行っており,利用できる場所は順次拡大しています。

全学統一ID基盤及びアカウント

在籍する構成員を電子的に認証するためのIDである「広大ID」を発行し,全学統一ID基盤を構築,運用しています。これとは別に,ネットワークサービスの利用等における認証のため,情報メディア教育研究センターが利用者に対し「アカウント」を発行し,認証システムを構築,運用しています。これら2種類の全学的IDを使い分けることにより,情報セキュリティに配慮し,かつ,柔軟な運用を実現しています。それぞれのIDはShibbolethシングルサインオンに対応するとともに,国立情報学研究所が推進する学術認証フェデレーションに参加し,電子ジャーナルへのアクセスなどで活用しています。

情報セキュリティへの取組

情報セキュリティポリシー及び情報セキュリティ対策

平成17年に情報セキュリティポリシーを策定し,組織体制(最高情報セキュリティ責任者,情報セキュリティ委員会,部局等情報セキュリティ責任者,情報セキュリティ推進機構)を整備しています。また,情報セキュリティポリシー等は常に見直しを行っています。

情報セキュリティ・コンプライアンス教育

情報セキュリティに関する教育・研修として,学生を対象とした座学及びオンライン講座による情報セキュリティ・コンプライアンス教育を実施しています。また,教職員を対象とした座学の情報セキュリティ研修,並びにオンライン学習支援システムを活用したオンライン講座の提供を行っています。なお,ネットワークサービスを利用するためのアカウントは年度毎に更新が必要であり,オンライン講座の受講及び確認テストの合格を更新の条件とし,確実な実施を図っています。

広島大学クラウドサービス利用ガイドライン

広島大学においてクラウドサービスを利用する際の注意すべき事項を提示するため,広島大学クラウドサービス利用ガイドラインを策定しています。クラウド技術は現在もなお発展中の技術であり,日々新たなクラウドサービスが開発されています。そのため,クラウドサービスの進展に合わせて本ガイドラインも見直しや拡充を行っています。

マイクロソフト包括ライセンス契約

ソフトウェア資産の適切な管理による情報セキュリティ及びコンプライアンスの強化,教育研究支援強化及び情報基盤整備に係る経費の節減を目的として,平成22年度からマイクロソフト社と包括ライセンス契約を締結しています。

パソコン一括廃棄

平成17年度以降,毎年2回,本学が所有する教育,研究,診療及び事務に関する情報が保存されたパソコン等を回収し,情報漏洩が発生しないよう処理した上で廃棄しています。デスクトップPC,ノートPC,ハードディスク他を廃棄しています。

大学運営支援

事務情報化への取組

平成17年度に「広島大学業務系情報システム開発基本方針」を策定し,大学運営支援体制の強化のための業務システムの再構築を進めてきました。財務会計システム,会計支援システム,人事給与システム,教育研究情報収集システム,研究者総覧システムなどを構築しています。また,教職員向けポータルサイト「いろは」を構築し,学内情報共有の迅速化・効率化を図るとともに,各種会議のペーパーレス化を推進しています。現在,これらシステムのほとんどはクラウドサービスを利用しています。

テレビ会議システム

東広島キャンパス,霞キャンパス,東千田キャンパス及び東京オフィスにテレビ会議システムを設置し,日常的に活用しています。

関連情報へのリンク


up