ノートパソコンの必携化について

  更新年月日:2024/3/7

方針

広島大学では、「大学教育入門」等の講義やレポート作成、論文作成、オンラインでの授業等、多くの場面でパソコンを使用するため、ノートパソコンの必携化を実施しています。
履修登録や成績確認などの各種手続、教員や事務室からの連絡なども、学生向け情報ポータルサイト「学生情報の森 もみじ」からログインして行う等、学生生活全般においてパソコンが必要となりますので、ご準備をお願いします。

【報道発表資料】
 学生のパソコン必携化について

目的

  • 高度情報化社会において情報通信技術の活用能力を有する人材を輩出すること。
  • 情報通信技術を活用した先進的講義手法により教育力を強化すること。
  • 各種配布物や提出物のペーパーレス化を推進すること。

施策

以下の施策を推進します。

  • パソコンを活用した授業の充実。
  • 学内の無線LAN(Wi-Fi)設備などパソコン利用環境の整備・充実。
  • 経済的理由によりパソコンを購入できない学生に対する長期貸出。

なお、広島大学ではウィルス対策ソフトウェアとアプリケーションソフトウェア(Microsoft Officeなど)をそれぞれ包括契約し、本学の学生・教職員が無料でこれらソフトウェアを使用できるよう支援しています。

内 容(2024年度 学部新入生の皆さんへ)

入学までにご用意いただくノートパソコンの必要条件

※ 条件を満たすノートパソコンを既にお持ちの場合は新たに購入される必要はありません。  

1.ソフトウェア要件

  • OSは、WindowsまたはmacOSのいずれかで,入学時点においてサポート有効期限内であること。
  • 以下のアプリケーションが軽快に動作すること。
    • Microsoft Office(Word,Excel,PowerPoint)の最新版
    • ウイルス対策ソフトウェア(広島大学では,パソコンでのウイルス対策を義務付けるとともに,基本的な対策として,ウイルス対策ソフトウェアを配布しています。)

2.ハードウェア要件

  • 無線LANを有すること。
    無線LANの規格は,5GHz帯に対応する(IEEE802.11a,IEEE802.11ac,IEEE802.11axのいずれかを含む)こと。
  • メモリは8GB以上を搭載すること。
  • バッテリ駆動時間は,仕様に記載された値で8時間以上を目安とすること。
  • キーボードを備えること。

3.推奨事項

  • PCにカメラ及びマイクを装備することが望ましい(外付け可)。
  • 自宅にインターネット環境を整備することが望ましい。

4.注意事項

  • (1)ARM版Windowsは,一部のWindowsアプリケーションが動作しない場合があります。あらかじめ,搭載されているCPUとOS,使用予定のアプリケーションの対応状況等を確認してください。
  • (2)Mac端末でWindowsアプリケーションを使用するには,利用者自身で別途ソフトウェアやライセンスを購入・導入する必要があることに加え,一部のWindowsアプリケーションが動作しない場合があります。

下記の学部・学科等に入学される方は、準備するパソコンのOSについてご注意ください。

 ※ 学部・学科等限定仕様については、各学部の学生支援担当にお問い合わせください。

  • 文学部人文学科
    • PCにカメラ及びマイクを装備していること(外付け可)。
  • 教育学部第一類(学校教育系)特別支援教育教員養成コース
    • 一部の授業においてWindowsを必要とする場合があるため,その科目を履修する場合かつmacOSの場合はWindowsを導入してください。この場合,個人によるライセンス購入が必要となります。(「4. 注意事項(2)」参照)
  • 教育学部第二類(科学文化教育系)技術・情報系コース
    • 一部の授業においてWindowsを必要とする場合があるため,その科目を履修する場合かつmacOSの場合はWindowsを導入してください。この場合,個人によるライセンス購入が必要となります。(「4. 注意事項(2)」参照)
    • ログインユーザー名を半角英数にすること。
  • 教育学部第四類(生涯活動教育系)健康スポーツ系コース
    • 一部の授業においてWindowsを必要とする場合があるため,その科目を履修する場合かつmacOSの場合はWindowsを導入してください。この場合,個人によるライセンス購入が必要となります。(「4. 注意事項(2)」参照)
  • 教育学部第五類(人間形成基礎系)心理学系コース
    • 一部の授業においてWindowsを必要とする場合があるため,その科目を履修する場合かつmacOSの場合はWindowsを導入してください。この場合,個人によるライセンス購入が必要となります。(「4. 注意事項(2)」参照)
  • 法学部(昼間コース・夜間主コース)
    • (推奨)WindowsはWindows11(64bit版)以降であること。macOSの場合はWindowsを導入してください。この場合,個人によるライセンス購入が必要となります。(「4. 注意事項(2)」参照)
    • (推奨)外部ディスプレイやプロジェクタなどへ接続可能なコネクタ(HDMI, VGAなど)を装備していること(変換アダプタ可)。
  • 経済学部(昼間コース・夜間主コース)
    • 初期設定時において,ユーザー名は半角英数にしてください。
    • (推奨)WindowsはWindows11(64bit版)以降であること。macOSの場合はWindowsを導入してください。この場合,個人によるライセンス購入が必要となります。(「4. 注意事項(2)」参照)
    • (推奨)データ分析やシミュレーションを学びたい場合は,メモリを16GB以上搭載していること。
    • (推奨)外部ディスプレイやプロジェクタなどへ接続可能なコネクタ(HDMI, VGAなど)を装備していること(変換アダプタ可)。
  • 理学部地球惑星システム学科
    • 大学が指定する条件のPCのうち,IntelまたはAMDのIntel互換CPUを持つWindows11 OSのPC *1
      ただし,メモリは16 GB以上を推奨 *2
          システムディスクはSSDで250 GB以上を推奨 *2
          ディスプレイは13インチ以上を推奨 *3
      *1 Windowsが必要な必修の講義があるため
      *2 仮想化にてLinuxを使用する講義があるため
      *3 画面の見やすさから
  • 医学部医学科
    • 下記の①②又はⒶⒷⒸの組合せで準備すること。
       ①電磁・静電式の高精度なタッチペン(スタイラスペン)
       ②タッチペンが使用可能で,大学で定められたスペックをクリアしたノートPC
      または
       Ⓐ電磁・静電式の高精度なタッチペン(スタイラスペン)
       Ⓑ大学で定められたスペックをクリアしたノートPC
       Ⓒスタイラスペンが使用可能なタブレット
      (参考)PC操作に慣れていない場合はWindowsを推奨。
  • 医学部保健学科
    • PCにカメラ及びマイクを装備していること(外付け可)。
    • 電磁・静電式の高精度なタッチペン(スタイラスペン)を使用できるPCであること。
    • PCがスタイラスペンを使用できない場合は,スタイラスペンが使用できるタブレットを別途準備すること。
    • (推奨)外部ディスプレイやプロジェクタなどへ接続可能なコネクタ(HDMI, VGAなど)を装備していること(変換アダプタ可)。
  • 歯学部歯学科・口腔健康科学科
    • PCにカメラ及びマイクを装備していること(外付け可)。
    • (推奨)外部ディスプレイやプロジェクタなどへ接続可能なコネクタ(HDMI, VGAなど)を装備していること(変換アダプタ可)。
  • 薬学部
    • ノートパソコンを準備すること(iPad等のタブレットは不可)。
    • PCにカメラ及びマイクを装備していること(外付け可)。
    • (推奨)ストレージは250GB以上を搭載していること。
    • (推奨)USB Type-Aポートを装備していること(変換アダプタ可)。
    • (推奨)外部ディスプレイやプロジェクタなどへ接続可能なコネクタ(HDMI, VGAなど)を装備していること(変換アダプタ可)。
  • 工学部第一類
    • Windows11(64bit版)をインストール済みのPCであること。
    • マウスを装備していること。
  • 工学部第二類
    • Windowsを指定。macOSの場合はWindowsを導入してください。この場合,個人によるライセンス購入が必要となります。(「4. 注意事項(2)」参照)
  • 工学部第三類
    • Windowsを推奨。macOSの場合はWindowsを導入してください。この場合,個人によるライセンス購入が必要となります。(「4. 注意事項(2)」参照)
  • 工学部第四類
    • メモリは16GB以上を搭載していること。
    • 外部ディスプレイやプロジェクタなどへ接続可能なコネクタ(HDMI, VGAなど)を装備していること(変換アダプタ可)。
    • (参考)なお,2年生以降に建築プログラムに配属された場合,以下が必要となります。
      ・Windows11(64-bit版)以降であること。
      ・CPUはIntel Core i7又はAMD Ryzen 7以上を搭載していること。
      ・ストレージはNVMe SSDを搭載していること。
      ・ディスプレイ解像度はフルHD,1920×1080以上であること。
      ・グラフィックスカードは4GB以上のVRAMを搭載し,Open GL4.5互換であること。
  • 情報科学部情報科学科
    • Windows11指定。macOSの場合はWindows11を導入してください。この場合,個人によるライセンス購入が必要となります。(「4.注意事項(2)」参照)
    • CPUは第11世代以降 Intel Core i5(もしくは同等品)以上を搭載していること。
    • メモリは8GB以上を搭載していること。(16GB以上を推奨)
    • ストレージは256GB以上のSSDを搭載していること。(512GB以上のSSDを推奨)

 

[重要] 経済的事情によりノートパソコンを用意することが困難な方へ
 経済的事情によりノートパソコンを所有することが困難な学生のうち,希望者には本学からノートパソコンを1年間無料で貸与します。貸与の条件など詳しくは,入学生の手引の「ノートパソコンの貸与申請についてのご案内」を参照して必要な手続きを行って下さい。 

必須ソフトウェアの提供

本学はマイクロソフト社と包括ライセンス契約を締結しています。この契約に基づいて,学生の皆さんは以下のソフトウェアを,無料でインストールすることができます。ただし,契約内容は毎年見直しを行うため,次年度以降も同じ契約内容となることを保証するものではありませんのでご注意ください。

  • Microsoft Windows (アップグレード / ダウングレード)
  • Microsoft Office Windows 版 / Mac 版)
  • ウイルス対策ソフト(Windows 版 / Mac 版)
    • Windows のアップグレード ダウングレードには基になる Windows ライセンスが必要です。
    • Windows10 以降は OS 標準搭載の Defender を使用してください。
    • 詳細は,『広島大学公式ホームページ』の『学内ポータル』>『もみじ 広島大学学生情報の森』の順にクリックし,『学生生活のサポート』> 『パソコンQ&A』をご覧ください。

2024年度必携パソコン初期実習(全員実施)について

初期実習では、無線LANへの接続設定、「学生情報の森 もみじ」へのログイン方法、Microsoft Officeやウイルス対策ソフトウェアのインストールや確認などを行います。初期実習は自習方式で行います。  

  新入生の皆さんは、ご自身で以下の作業を実施してください。

  1. Webテキスト」を参考に、必携パソコンの初期設定・点検を実施
    • 現在は2023年度のものを表示しています。2024年度のWebテキストは3月下旬公開予定です。
  2. 「ノートパソコン点検届」をオンライン学習支援システム「Moodle」上で提出

ご自身で設定を完了できない場合のサポートについて

 ご自身で設定・点検が困難な方は、以下の方法でサポートいたします。サポート会、電話、メールを利用してください。

ⅰ必携パソコン初期実習サポート会

・以下の会場で質問を受け付けます。(申込不要)

 ※自身で設定が完了した方は,来場の必要はありません。
       キャンパスマップ

キャンパス

日時

推奨学部

会場(生協オリジナル
パソコン)

会場(生協オリジナル
パソコン以外)

東広島

4/4(木)
13:00~17:30

経済学部(昼),情報科学部

情報メディア
教育研究センター
本館2Fセミナー室

情報メディア
教育研究センター
本館2F端末室

4/5(金)
10:00~17:30

総合科学部,文学部

4/6(土)
10:00~17:30

理学部,工学部,
生物生産学部

4/7(日)
10:00~17:30

教育学部

4/6(土)
10:00~17:30

医学部,歯学部,薬学部

凌雲棟3階
R304講義室

凌雲棟3階
R301講義室,R302講義室

東千田

4/5(金)
13:00~17:30

法学部(昼),法学部(夜),
経済学部(夜)   

東千田未来創生センター2階
グループワーク室

東千田未来創生センター2階
M203講義室,M204講義室

※混雑緩和のため学部ごとに推奨日を指定しています。ただし、都合がつかない場合は、どの日に参加していただいても結構です。

サポート会場に来場できない人は,以下の日時・場所でも質問を受け付けます。

  アクセスマップ

場所

時間帯

情報メディア教育研究センター
本館1F事務室

平日8:30~16:30

情報メディア教育研究センター
東分室(東図書館2F)

平日8:30~16:30

情報メディア教育研究センター
霞分室(医学部基礎講義棟1F)

平日8:30~16:30

 

※来場時の注意事項

  • パソコンのバッテリーを満充電にしておいてください。念のためACアダプタも持参してください。
  • 学生証(ガイダンスで配布された広大IDとパスワード),筆記用具を忘れずに持参してください。
  • 発熱など風邪症状がある場合は,来場を控えてください。

ⅱ 電話・メールでのサポート
以下の問合せ先に連絡してください。

○生協オリジナルパソコン購入の方:
 広島大学生協新入生サポートセンター 電話:0800-200-7930
 受付時間:(平日)10:00~17:00(土日祝休)

○生協オリジナルパソコン購入以外の方:
 広島大学情報メディア教育研究センター必携パソコン初期実習窓口
 E-mail:st-pc(at)ml.hiroshima-u.ac.jp 
 (at)を@に変更してください。

広島大学生協オリジナルパソコン

新たにノートパソコンをご購入される新入生のみなさんのために、広島大学生協オリジナルパソコンをご案内します。必要なソフトウェアや大学生活4年間をカバーする動産保証をオプションで用意しています。詳しくは広島大学生協のサイトをご参照ください。

情報メディア教育研究センターが開催する研修会・講習会

情報メディア教育研究センターでは、皆さんの必携PCをより活用してもらえるよう、研修会・講習会を開催しています。学生生活を送る上で有用なパソコンの使い方について、一つでも多く身につけてもらえるようさまざまな内容を準備していますので、興味のあるものが見つかったらぜひ参加してください。詳しくは、センターの研修会・講習会のページをご参照ください。

無線アクセスポイント

講義室、図書館、会議室、福利施設など学内の多くの共用スペースに無線アクセスポイントを設置しています。詳しくは、情報メディア教育研究センターの『学内共用情報コンセント』のページをご参照ください。

短期貸出サービス

パソコン故障修理中の場合や大学への持参を忘れた場合などへの対応として、広島大学生協では短期貸出サービス(原則として有料)を実施しています。詳しくは、こちらから確認してください。

その他、詳しい情報について

「必携パソコンについてのよくある質問」
 

■ お問い合わせ先 ■
広島大学 財務・総務室 情報部 情報化推進グループ 
TEL: 082-424-5687(受付時間:平日9:00-17:00)
Mail:st-pc(at)ml.hiroshima-u.ac.jp
 (at)を@に変更してください。


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