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Q1.日本、そして、広島大学へ留学を決めた理由は?

広島大学に留学していた先輩が紹介してくれたのがきっかけです。私の故郷は沿岸都市で、日本企業が多いため、もともと日本に関心を持っていました。将来アジア地域で活躍できる人材になりたいと考えるようになり、日本で経済学を勉強したいと思い、広島大学の社会科学研究科を選びました。

広島大学の教育学は、とても有名だと聞いていました。実際日本に来てからも、「教育は東の筑波、西の広島」という言葉を何度か耳にしました。また中国で有名な首都師範大学の教員も広島大学出身者が多く、首都師範大学内には広島大学北京研究センターも設置されており、留学前から広島大学に良い印象を持っていました。

日本での学生生活を経験してみたいと強く思っていたので、広島大学短期交換留学プログラムに応募しました。広島大学の総合科学部は日本の中でも有名な学部の一つであり、私は国際情勢を専門に学んでいるので、総合科学部の授業にとても興味を持っていました。また、日本の学校のいじめ問題を論文のテーマとしていたので、広島大学の教育学部で学ぶことも楽しみにしていました。

日本語能力を向上させるために、日本への留学を選びました。その上に、フィンランドに住んでいた日本人の友達がたくさんいたので、私にとって日本へ行くという選択は自然なことだったと思います。フィンランドの私の大学は、日本の大学とは5件の国際交流協定を結んでいます。その中で広島大学を選択した理由は、自分が受けたいと思う授業を自由に選ぶことができたという理由と、昨年一緒に勉強していた友達がいたからです。また、広島大学は交換留学に応募できる大学の中で、一番南に位置していました。私は寒いのが好きではないので、このことも決め手となりました。


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