Q3

Q3.留学して良かったと思うこと、成長できたと思うことは?

新しい環境に適応する能力がはるかに高くなったように思います。国際的な視野を持つこともでき、グローバルな人材に一歩近づいたような気がします。そして何より、研究室の仲間や友達と過ごす時間はとても充実しています。

日本語能力は本当に大きく伸びました。日本に来たばかりのときは、授業で先生の言っていることが理解できないこともありました。しかし今では、他の人の言っていることはほぼ理解ができるし、自分の言いたいこともちゃんと表現できるようになってきました。

留学する前は、いつも先生や親の指示に従うことが多く、自分自身で考えることが少なかったです。しかし留学後は、自分がやりたい研究を考え、専門書を絵選び、読み、理解するだけでなく、批判的に考えることを何度もやりました。そのおかげで、漠然と生活するのではなく、問題意識を持つことや複数の視点で考えるスタイルを身につけることができたと思います。

留学したことで、自分の長所と短所がわかるようになりました。自分がどのような人間なのかに気づき、どのような人間になりたいのかがわかってはじめて、この経験が私が誰であるかということや私が信じてきたことの意味を教えてくれました。私は、他人と協力すること、別の世界観をもった人々と話し合うこと、そして人間関係を大切にすることを学びました。迷わず勇気をもって新しいことに挑戦したとき、いろんな意味で成長することができたように思います。

広島大学での一年では、さまざまな国から留学に来た新しい多くの人と出会うことができ、また自国の大学では味わうことのできない経験をすることができました。日本に来る前、私は自分のことをそれほど見識の狭い人間とは思っていなかったものの、日本に来てからすぐに文化によってものの見方が異なるのだということに気づかされました。このことで、よりよい考え方ができるようになっただけでなく、まったく異なる文化環境の中でもストレスを感じずに生活できるようになりました。


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