ご挨拶

部長あいさつ

広島大学病院国際医療支援部は、医療の国際協力の一環として、外国人患者の医療サービスの充実と病院スタッフの負担軽減を図るために、2020年5月に杉山英二先生を部長として設置されました。2021年4月より国際医療支援部2代目部長として着任しましたのでご挨拶申し上げます。初年度は、ホームページや院内表示・説明文書・同意書などの多言語化、マニュアルの整備、通訳派遣業務などを進めて来て、2021年1月にはジャパン インターナショナル ホスピタルズ(JIH)に認定されました。昨年はCOVID-19の影響で渡航者も減少しておりましたので、在日外国人の受診のコーディネートなどを主に行って来ました。今後COVID-19が収束に向かえば、渡航受診者も増加してくるものと考えますので、渡航受診者に安心して治療を受けて頂けるように更に体制を整備して行きたいと思っております。広島大学はグローバルな大学であり、日本に在住する外国人や渡航外国人に国際的に高い水準にある日本の医療サービスを安心して受けて頂けるようなシステムの構築を目指して今後もチーム一同検討していきたいと思っております。

国際医療支援部 
部長 中野由紀子

副部長あいさつ

2022年4月より国際医療支援部に就任しました梶川正人といいます。
国際医療支援部は、地域にお住いの外国人患者さんだけでなく、来日された医療が必要な外国人患者さんが安心して医療サービスを受けられるよう体制を整えることと、外国人患者さんを受け入れる際の病院スタッフのサポートを行う部署です。外国人患者さんが病院を受診する際、コミュニケーションや費用に不安を感じると思います。当院では多言語による診療案内や医療通訳サービスを導入し、費用については治療内容に合わせた概算見積もり費用をお知らせしています。国際医療支援部の一員として、これからもよりよい受け入れ体制を整えて貢献していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
 

国際医療支援部 
副部長 梶川正人

2022年度より国際医療支援部副部長を拝命いたしました。
当院へ受診する外国人の患者は毎年一定数おり、また今後COVID-19の影響が薄れた場合は、更に受診者は増加する可能性があります。外国人患者、特に日本語対応が困難な方々や、文化的・宗教的背景が日本と大きく異る方々の受け入れは、今もこれからも避けることはできません。私自身も外国人患者の診療を経験してきましたが、診療する医療者側は通常時よりも様々な負担が増えますし、何より受診した外国人患者さん自身が苦労されることを実感しています。これから国際医療支援部の一員として、私達医療者側の負担を軽減し、外国人患者さんのストレスも軽減することで、より良い医療を提供できることを目指して尽力したいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
 

国際医療支援部  
副部長 徳毛健太郎

2022年4月より国際医療支援部の業務を担当させて頂くことになりました。
国際医療支援部では外国人患者さんが安心して当院を受診できるよう受け入れ体制が整備されてきており、2021年1月 JIH(Japan International Hospitals)に推奨、2022年度の JMIP(Japan Medical Service Accreditation for International Patients)認定に向けた日本医療教育財団による訪問調査も終了されています。これまでに構築されてきた体制を基盤とし、今後、さらに外国人患者さんが受診しやすい環境を充実できるよう、また、現場の医療従事者の皆さまの負担軽減が進むよう、関係する方々と協力しながら取り組んでいきたいと考えております。
看護現場での経験をいかしながら微力ではありますが、当院の医療サービスの向上につながるよう貢献していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

国際医療支援部
    副部長 和田良香   


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