唇顎口蓋裂総合成育医療センター

複数の診療科や診療部の機能を集約し、全人的な治療を行います

 唇顎口蓋裂は、顎裂を特徴とする先天疾患で、日本人の新生児における発生率は400名~600名に一人です。治療は出生直後から多岐にわたり、産婦人科、耳鼻科、口腔外科、形成外科、小児科、小児歯科、矯正歯科、補綴科、歯周診療科、言語治療室など、医科歯科を問わず多数の診療科が連携したチーム医療が不可欠です。当院では、唇顎口蓋裂の治療のために多分野の専門家が連携する診療体制を整えておりますが、さらに充実した医療サービスを提供するために、2016年10月に当センターが設立されました。

長期的、連続的なサポートを行います

 唇顎口蓋裂治療は長期に渡ることも少なくありません。転居などの場合も、各地域の主要なセンターや医療施設と連携しますので、安心して治療を続けることができます。


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