検査部のご紹介
広島大学病院 検査部のホームページです。検査部は中央診療施設の一つとして、
現在、ISO 15189「臨床検査室-品質と能力に関する特定要求事項」
検査部沿革
検査部の歴史
1965 年 4 月 広島大学医学部附属病院中央診療施設に検査部及び手術部が新設される
7月 院内措置にて中央検査部となる
2004 年 4月 国立大学法人広島大学となり、同時に中央検査部を広島大学病院検査部と名称変更
2005年 2月 広島大学病院 日本医療機能評価機構から認定
2005年 12月 広島大学病院 ISO9001認証取得
2010年 3月 日本医療機能評価機構の病院機能評価ver.6.0の認定取得
2015年 2月 日本医療機能評価機構の病院機能評価(一般病院23rdG:Ver1.0)の認定取得
2015 年 3月 広島大学病院検査部門でISO 15189 の認定取得
2019年 2月 ISO 15189 の第一回更新、現在に至る
歴代検査部部長
1973年 ~ 1993年 坪倉 篤雄
1993年 ~ 2006年 神辺 眞之
2007年 ~ 2010年 越智 光夫(病院長兼務)
2010年 ~ 2023年 横崎 典哉
2023年4月~ 茂久田 翔
検査部概要
当部は2015年3月に国際標準化機構の定める“ISO15189(臨床検査室‐品質と能力に関する特定要求事項)”の認定を取得し、スタッフ一同さらなる精度の高い検査データの提供および技術の習得に取り組んでいます。
- 業務は、大きく検体検査(血液・一般検査、化学免疫検査)、微生物検査、生理検査(心電図検査、超音波検査、呼吸機能検査、脳波検査など)から構成されていますが、中央採血室の管理運営や検査情報の管理および臨床検査センター外にある検査機器の保守点検管理も行っています。
- 検体検査および微生物検査は365日24時間体制で対応しています。
- 至急検査や診察前検査の結果報告は、採血から1時間未満を目途としています。
- 日々精度管理に努め、正確な検査データを提供しています。
検査部長より
検査部は、すべての診療科と関わりのある中央診療施設であり、患者さんに医療を提供する上で重要な部門の一つです。当院検査部は、2015年に輸血部・病理診断科とともに日本適合性認定協会より際標準規格であるISO15189(国際標準化機構International Organization for Standardization:ISOにより設定)の施設認定を受け、2019年・2023年に更新を行い、現在に至っています。その規格の序文には「臨床検査室のサービスは患者診療にとって不可欠であり、すべての患者さんとその診療に責任をもつ臨床医のニーズを満たすために利用できなければならない。」と記載されています。医療が細分化・高度化されていく中、安定したサービスを提供するとともに、高い専門性を維持できるよう、当院検査部所属の臨床検査技師の多くが各種認定資格の取得・維持を行っております。常に患者さんの立場に立ち、検査を通じて安心安全な医療を提供できるよう利便性向上やサービスの充実を目指して参ります。また、学会や研究活動などにも積極的に参加し、臨床検査医学・教育の発展にも努めて参ります。今後とも皆様方のご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
2023年5月1日 茂久田 翔