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[研究成果]地下鉄サリン被害者の後遺症対策を後押し



2月25日の毎日新聞で、広島大学大学院医歯薬保健学研究院田中純子教授と長尾正崇教授の共同研究が紹介されました。



1995年3月に起きた地下鉄サリン事件に巻き込まれた被害者に対する2000年から2009年までの10年分の検診時の問診症状アンケートを解析し、サリンによる目の不調などの後遺症が慢性的に固定化している可能性を明らかにしたことが取り上げられています。



サリン中毒症状に関する長期的な解析をしたものは初めて。アンケートの解析により、目や体が疲れやすくなるなどのサリンの健康障害が科学的に証明され、今後の後遺症対策などへの糸口となりました。



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学術・社会産学連携室広報グループ

Tel:082-424-3701

E-mail:kohooffice.hiroshima-u.ac.jp
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