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森下 弘 氏に第33回ペスタロッチー教育賞を授与しました

広島大学教育学部とペスタロッチー教育賞実行委員会は1月30日、“民衆教育の父”と称えられるヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチーの精神に通じた、優れた教育実践者(団体)を顕彰する「第33回ペスタロッチー教育賞」をNPO法人ワールド・フレンドシップ・センター名誉理事長 森下 弘 氏に授与しました。  
森下 弘 氏は、14歳の時に爆心から約1.5㎞地点の学徒動員先で、同級生約70名と被爆。大学卒業後、高校教師となり被爆体験を次世代の子どもたちに伝える平和教育に長く携わってこられました。

表彰式には、本学学生・教職員ら約90人が出席し、実行委員会委員長の越智光夫広島大学長からの挨拶、小田宏史もみじ銀行取締役会長からの祝辞の後、越智学長から表彰状、ペスタロッチー胸像および副賞を、岡畠鉄也中国新聞社代表取締役社長から記念品が贈られました。 

記念講演では、森下 弘 氏と田中美千子中国新聞社記者が登壇し,被爆体験の証言を始めたきっかけや、高校生を対象とした原爆についての意識調査の実施、平和教育の教材・副読本の作成など、精力的に子どもたちと対話を重ねてこられたこれまでの活動をお話しいただきました。 
「人類は愚かではないから同じ過ちは繰り返さないだろうと思っていたが、今また深刻な状況が続いており、若い人たちと一緒にこの状況を押し返すために取り組んでいく」との訴えかけに、多くの学生など参加者は熱心に聞き入っていました。

越智光夫広島大学長挨拶

小田宏史もみじ銀行取締役会長
ご祝辞

越智学長
ペスタロッチー胸像贈呈

岡畠鉄也中国新聞社代表取締役社長
記念品贈呈

記念講演の様子

記者会見の様子

お問合せ先

広島大学教育学部内
ペスタロッチー教育賞実行委員会事務局 西木

Tel:082-424-7190


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