• ホームHome
  • 研究
  • 広島大学知のフォーラム「広島大学から世界へ~世界のトップ研究者に聞く~」

広島大学知のフォーラム「広島大学から世界へ~世界のトップ研究者に聞く~」

 広島大学では、ノーベル賞受賞者を中心に世界の最先端を行く研究者をお招きし、講演やディスカッションを継続的に開催しています。未来の科学者を目指す学生たちにとって、世界を驚かせた発見や研究を間近に体感できる貴重な機会となっています。

 これまでに、「知のフォーラム」で7人、その他に「広島大学講演会」等で7人のノーベル賞受賞者を招聘しました。

【これまでにご講演頂いたノーベル賞受賞者】

デビッド・マックミラン博士
(2021年ノーベル化学賞)
第6回「知のフォーラム」(2025年)
ハーベイ・オルター先生
(2020年ノーベル生理学・医学賞)
第5回「知のフォーラム」(2021年)
吉野 彰先生
(2019年ノーベル化学賞)
人間社会科学研究科・先進理工系科学研究科設置記念講演会(2020年)
本庶 佑先生
(2018年ノーベル生理学・医学賞)
統合生命科学研究科・医系科学研究科設置記念講演会(2019年)/
広島大学医学部創立75周年記念式典(2021年)
天野 浩先生
(2014年ノーベル物理学賞)
第4回「知のフォーラム」(2019年)
大隅 良典先生
(2016年ノーベル生理学・医学賞)
情報科学部・総合科学部国際共創学科 設置記念式典(2018年)
ムハマド・ユヌス先生
(2006年ノーベル平和賞)
第86回広島大学講演会(2018年)
ポール・ナース先生
(2001年ノーベル生理学・医学賞)
第3回「知のフォーラム」(2017年)/
番外編:知のフォーラム in Tokyo(2019年)
梶田 隆章先生
(2015年ノーベル物理学賞)
第2回「知のフォーラム」(2016年)
ジョン・ガードン先生
(2012年ノーベル生理学・医学賞)
第1回「知のフォーラム」(2016年)
山中 伸弥先生
(2012年ノーベル生理学・医学賞)
第1回「知のフォーラム」(2016年)
益川 敏英先生
(2008年ノーベル物理学賞)
第57回広島大学講演会(2012年)
鈴木 章先生
(2010年ノーベル化学賞)
第50回広島大学講演会(2011年)
下村 脩先生
(2008年ノーベル化学賞)
第45回広島大学講演会(2011年)

第6回(2025年1月10日開催)

デビッド・マックミラン博士(米国プリンストン大学・教授)

ノーベル賞受賞に至った研究内容について、分かりやすく興味深いお話をご講演いただきました。

当日は、本学の熊本教授よるノーベル賞受賞の解説も行われました。

第5回(2021年9月25日開催)

ハーベイ・オルター博士(アメリカ国立衛生研究所(NIH)・名誉研究員)

『Hepatitis C: the end of the beginning and perhaps the beginning of the end』
コロナ禍で開催された第5回は、オンラインにて実施しました。オルター博士は、ご自身の研究に対する姿勢とともに、C型ウイルスの発見に至るまでの経緯や受賞後に書いた詩なども紹介されました。

第4回(2019年3月11日開催)

no4
天野 浩 博士 (名古屋大学未来材料・システム研究所 未来エレクトロニクス集積研究センター長・教授)

『Transformative Electronicsが築く未来社会』
天野博士は、当時研究者の間で不可能と言われていた、窒素ガリウムを用いた青色発光ダイオードの作製に世界で初めて成功するまでに乗り越えた苦難の数々や、企業などと連携し、未来の「イノベーター」を育てるために取り組んでいる新たな人材育成について語りました。

番外編:知のフォーラム in Tokyo (2019年1月9日開催)

ポール・ナース博士 (英国フランシス・クリック研究所長)

ノーベル賞受賞に至った研究内容について、手書きのイラストも交えた分かりやすく興味深いお話をご講演いただきました。

当日は、「ゲノム編集先端人材育成プログラム」の公開セミナーおよび生命科学・医療系分野で国際的に活躍する本学の先端研究者による講演も行われました。

第3回(2017年4月5日開催)

no3
ポール・ナース博士 (英国フランシス・クリック研究所長)

『My Life in Science』
ナース博士は、科学において継続することの大切さについて触れ、「『これが好きだ』『これがやりたい』と思ったことは、とことん突き詰めてほしい」と、未来を担う若者にエールを送りました。

第2回(2016年11月29日開催)

no2
梶田 隆章 博士 (東京大学宇宙線研究所長・東京大学特別栄誉教授)

『ニュートリノの小さい質量の発見』
梶田博士は「ニュートリノの小さい質量の発見」と題して講演。岐阜県にあるスーパーカミオカンデでの観測、データ解析によりニュートリノが質量をもつことを示すニュートリノ振動の発見、そして研究の現状までを分かりやすく語りました。

第1回(2016年3月7日開催)

no1
ジョン・ガードン博士(英国ケンブリッジ大学ウェルカムトラスト英国癌研究基金ガードン研究所)

『Nuclear reprogramming and prospects for cell replacement』
ガードン博士はアフリカツメガエルを使った核移植の研究を振り返り、「細胞置換療法には倫理的・法的な壁があるが、どんな治療を受けるかは患者自身が選択するべきだ」と衰えぬ研究への意欲をのぞかせました。

no1
山中 伸弥 博士 (京都大学iPS細胞研究所長)

『iPS細胞がひらく新しい医学』
山中教授は、今の医療で治せない病気を将来治せるようにしたいという思いが原点だったと明かし、「何のために研究するのかというビジョンを持つことが、ハードワークと並んで大事」と語りました。


up