栄養管理部の役割

役割

 栄養管理部は中央診療施設に属し、開院以来委託していた患者給食部門を2008年4月より直営とし、給食経営管理と栄養管理の両輪を担っています。
 病院での食事提供は、ただ食事を作るだけでなく、患者一人一人の命や治療を支える基であり、栄養管理を行う管理栄養士にとってその質はとても重要なものです。
 栄養管理とは、対象とする個人(集団)に適正な栄養目標量に基づいて食事をすることであり病院給食において、治療食では医師の食事指示や疾患に定められた基準に従って治療に効果を有する食事、一般食では食事摂取基準を適用し、食事と健康の関係を認識させ、入院中はもちろん、退院後の食生活においても健康にとって望ましい食物選択能力を促す栄養教育を行い、健全な食習慣をもたらすことを目的としています。
 そして、医師、看護師、薬剤師等他部門との連携を図り、医療チームの一員として、患者が健康に生活する事ができる期間(健康寿命)を延伸させ、生活の質を網状させていくことが栄養管理部の役割と考えます。


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