文化功労者は、文化の向上発達に関し特に功績顕著な方々を顕彰する制度です。

【広島大学　歴代受受章者】

　戦後における教育文化の促進に多大の貢献をした。すなわち、戦後の教育改革を、責任者たる文部大臣として実施の衝に当ったのをはじめ、戦後より今日に至るまでのわが国の教育の再建、振興に一貫して力を傾注した。また、わが国における高等教育の国際的な比較研究に関する先駆的業績をあげたほか、広く教育、学術、文化の国際交流につくした。さらに、わが国における総合的な労働科学の発展に先駆的、指導的役割を果した。（昭和46年11月）

角筆(先端をとがらせて紙をくぼませる筆記具)による書き入れを初めて発見。国語史研究に画期的な成果をもたらした。また、半世紀以上にわたり日本全国および中国・韓国で数多くの角筆文献を掘り起こした。（令和元年11月）

　トランジスタの高精度シミュレーション理論の確立とその世界標準化に多大な貢献をした。（令和7年10月）